時代を超えて愛される、ルイス・キャロルの不朽の名作「不思議の国のアリス」。主人公のアリスをテーマにした『ワンダーランド』展では、年齢を問わず、誰もが楽しめる遊び心たっぷりのインタラクティブな展示をお届けいたします。ウサギ穴に飛び込んだような、臨場感たっぷりの世界をお楽しみください。
今回の展示は、ポップカルチャーの視点から、アリスの冒険を追体験できるユニークな試みです。鏡を通り抜けると、そこは驚きに満ちたワンダーランド! ワクワクする好奇心が、あなたを未知の世界へ誘います。舞台セットや大胆なインタラクティブアート、目を引く小道具、音響や映像を駆使した芸術作品がマジカルな世界を描き出す『ワンダーランド』展。驚きに満ちた「不思議の国のアリス」の世界を、ぜひ体験してみてください!
約1世紀にわたり愛されてきた不思議の国のアリス。アーティストや映像作家たちは、アリスをどのように描いてきたのでしょう? 不思議の国のアリスは、1865年の刊行以来、実に多くの人々の想像を掻き立ててきました。これまで40本以上の映画や30本以上のテレビ番組が制作され、視聴者を楽しませてきたのです。主人公のアリスは、サブカルチャーのアイコンとして、ミュージックビデオやテレビゲーム、高級ファッション、広告などでも活躍しています。『ワンダーランド』展では、初版本やスケッチ、衣装、映画、マジック・ランタン、アニメ、操り人形など、映画やテレビのセットで実際に使用された300点以上のアイテムをご覧いただけます。
オーストラリア映像博物館(ACMI)による画期的な『ワンダーランド』展は、先日、米国ボストンで開催された第23回MuseWebカンファレンスで、2019年度GLAMiアワードの最優秀ショー賞と展示メディア/エクスペリエンス: イマーシブカテゴリー賞を受賞しました。数々の受賞を受け、世界巡回の最初の地に選ばれたのが、アートサイエンス・ミュージアムです。
「ワンダーランドの失われた地図」は、『ワンダーランド』展の鑑賞に欠かせないアイテム。展示だけでなく、会場の外でも驚くような体験が待ち受けています! 展示の入口で、「白ウサギ」、「チェシャ猫」、「女王陛下」、「マッドハッター」の中からお好きなマップキャラクターを選び、『ワンダーランド』の冒険に出かけましょう。
冒険は、会場を出た後も続きますよ! マップに隠れている特別コードを見つけて、秘密のウェブサイトにそのコードを入力すると、映画やテレビのセットで実際に使用されたアイテムや、新コンテンツをお楽しみいただけます。なぞなぞにも挑戦してみてくださいね!
今のアリスは、今朝のアリスと同じアリスではありません。もちろん、ルイス・キャロルが生み出したアリスでもありません。では、一体誰なのでしょう?
アリスは優しくて礼儀正しい女の子ですが、怪物のジャバウォックを倒す勇気の持ち主でもあります。また、普段はとてもお行儀の良い女の子なのに、白ウサギの邸宅からトカゲの「ビル」を蹴飛ばしたりもします。
このアクティビティでは、キャラクターやストーリー制作を通して、あなたならではのワンダーランドを描いていきます。夢中になって考えているうちに、アリスの正体がきっと明らかになっていくことでしょう。
このアクティビティはオプションです。『ワンダーランド』展の鑑賞前でも、鑑賞後でもご参加いただけます。
注目のギャラリートーク
ファミリーフライデー【8月】9日、23日【9月】13日、20日|午後3時~4時
8月3日、10日、17日、24日、31日(土)|午後5時~6時
9月7日、14日、21日|午前11時30分~午後12時30分
【8月】4日、11日、18日、25日(日)【9月】1日、8日、15日、22日(日)|午後5時~6時
会場: エキシビション入口(地下2階)
*注目のギャラリートークは「涙の池」でスタートします。
北京語一般ガイドツアー
【8月】3日、10日、17日、24日、31日(土)【9月】7日、14日、21日|午後2時30分~3時30分
会場: エキシビション入口(地下2階)
驚きに目を丸くしているアリスと一緒に、鏡の向こうの「不思議の国」へ。
一体、何が見えるでしょう? 誰に遭遇するのでしょう? 好奇心のままに、楽しんでくださいね。
*『ワンダーランド』展のチケットをお持ちの方は無料です。先着順で20名様までご参加いただけます。