シンガポールに対するマリーナベイ・サンズのコミットメントは、経済・観光目標を達成するための取り組みだけに留まりません。マリーナベイ・サンズは都市国家の社会的ニーズに応えるため、地域社会への貢献プログラム「サンズ・ケア」を通じて、独自のホテルサービス、慈善活動向けの資金調達、積極的なボランティア活動を行っています。
シンガポール国内には約11,500名の従業員が在籍しており、設立以来10万時間以上のボランティア活動を行っています。
マリーナベイ・サンズは地域のパートナーと共にシンガポール社会の強化に取り組み、地域社会に前向きな変化をもたらす支援を続けています。
14,700+
2023年度のボランティア活動時間
55,000+
2023年度に影響を受けた受益者
S$3,500,000+
2013年からの(サンズフォーシンガポールチャリティーフェスティバル)募金額
マリーナベイ・サンズを代表するイベント「サンズ・フォー・シンガポール」チャリティフェスティバルでは、毎年1週間かけて地域社会への還元活動を行っています。
マリーナベイ・サンズと提携している慈善団体の社会認知度を向上し、募金を募る目的で2013年に発足したこのチャリティイベントは、ショッピングモール、レストラン、コンベンションセンター、ミュージアムを擁する統合型リゾート、マリーナベイ・サンズの魅力を余すところなく活かしています。イベントには社会福祉法人や社会的企業を招き、参加者がマリーナベイ・サンズが支援する慈善活動についての理解を深め、地域社会への還元活動を向上するための機会を提供しています。
また、スタッフの才能やスキルを活かし、ボランティア活動や慈善活動を通してフェスティバルに関わる機会を提供しています。
マリーナベイ・サンズは、芸術と文化の促進と称賛への取り組みの一環として、国立芸術評議会 (NAC)へS$500,000の寄付を通じてSands Innovative Arts Fund基金を設立しました。この新しい基金を通じて、新進気鋭の才能と、芸術制作やお客様の関わりにおいて新しいテクノロジーを活用する取り組みを発掘し、育成することを目指しています。
オープン以来、アートを積極的に取り入れ創造力をサポートし、より多くの方に芸術作品に触れてもらえるようにプラットフォームを提供してきました。この取り組みの1つにArt Pathプログラムがあり、Ned Kahn氏によるRain OculusとWindやArbor、Antony Gormley氏のDriftなど、11点の大規模なパブリックアートを特別に依頼しました。
Sands Innovative Arts Fundは、サンズ・ケアの中核的な優先事項の1つであり、独自のリソースを通じてシンガポールの文化遺産と自然遺産の保存と発展をサポートしています。
地元のホスピタリティ人材を発掘・育成するコミットメントの一環として、Las Vegas Sandsとマリーナベイ・サンズは、新しい奨学金制度「サンズ・ホスピタリティ奨学金」に100万米ドルを拠出することを正式に決定しました。
これは就労義務のない奨学金で、ホスピタリティやツーリズム関連のコースを受講する100名以上のシンガポール人学生を対象に、2023年に開始した海外イマージョンプログラムを含むさまざまな教育費の支援を目的として支給されるものです。
世界の観光産業が回復の兆しを見せていることを受け、サンズ・ケア(Sands Cares)の最優先事項のひとつに基づき設立されたこの奨学金制度は、教育への投資を通して、次世代の若者が成長中のホスピタリティ産業でキャリアをスタートさせる支援を行い、シンガポールの経済・ツーリズム目標の達成に貢献することを目指しています。