講演会・ギャラリートーク

『Radical Curiosity: Curators in Dialogue』(ローザ・ペラ、 ホセ・ルイス・デ・ビセンテ)

併催の『Radical Curiosity: In the Orbit of Buckminster Fuller』は、当代の偉人の一人、リチャード・バックミンスター・フラーの関わり深い遺産について考察するオンラインレクチャーシリーズです。

ローザ・ペラとホセ・ルイス・デ・ビセンテ(『Radical Curiosity: In the Orbit of Buckminster Fuller』ゲストキュレーター)によるこの就任記念レクチャーでは、20世紀を通して先見の明を持つ研究者として活動し、21世紀の重大な危機を予見した、ひとつの肩書きの中には収まりきれないバックミンスター・フラーの世界を辿ります。

この展示会の製作、バックミンスター・フラーのアイデアの包括的関連性、彼の存在が現在、そして現代の将来ビジョンに与え続けている影響ぶりについて、詳しい対話をお聞きください。

登壇者について

ローザ・ペラ

インディペンデント・キュレーター、リサーチャー。専門は、コミュニティアクションによる変化のオペレーティングシステムとしてのデザインの力と、科学、建築、現代美術といった分野との関係。

スペインはジローナのBòlit Contemporary Art Centerで初代ディレクターを務め、これまでにバルセロナのLa Virreina Center of theImageでの「On The Table Ai Weiwei」、Design Hubでの「Out of Place」、セビリアのAndalusian Center of Contemporary Artでの「Portable Culture」などでキュレーションを手がけてきたほか、UCLG-United Cities Global Governmentsとユネスコが主催し、2018年、2019年に韓国の済州島で開催されたグローバルユース・カルチャーフォーラムではゼネラルキュレーターを担当。現在はバルセロナのデザインカレッジで教鞭を取っている。

ホセ・ルイス・デ・ビセンテ

研究テーマは、新たな社会的・政治的シナリオを探求するアーティファクト、オブジェクト、ナラティブを通じて起こる社会的・技術的イノベーションが現在、そして将来的に及ぼす影響。専門分野にとらわれないプロジェクトを手がけ、アーティスト、デザイナー、建築家、技術者、科学者、活動家、コミュニティ間のコラボレーションや対話の機会を生み出している。

バルセロナで開催されるソナーフェスティバルでのデジタルカルチャー・テクノロジー会議、Sónar +Dのキュレーター。クリティカルテクノロジーとデジタルアドベンチャーをテーマにしたマドリードの新しいフェスティバル、Tentacularの共同創設者・ディレクター。バルセロナの光の祭典、LlumBCNのプログラミングチームメンバー。

「Big Bang Data」「After the End of the World」(共にバルセロナ現代文化センター)、「Atmospheric Memory」(マンチェスター・インターナショナルフェスティバル)、「Máquinas y Almas」(ソフィア王妃芸術センター)などでキュレーションを手がけてきたほか、「Playtime: Game Mithologies」(Maison D’Ailleurs、スイス)など、キュレーターとして国内外で数々の展示会を手がけてきたほか、カタルーニャのInstitute of Advanced Architecture of Catalunya(IaaC)で教鞭を取っている。

エキシビションについて

芸術、科学、建築、デザインなど、幅広い分野で活躍した先進的な発明家、バックミンスター・フラー氏の世界をお楽しみください。

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