日~木:午前10時~午後7時
(最終入館時間:午後6時)
金、土:午前10時~午後9時
(最終入館時間:午後8時15分)
上記以外のチケットオプションもご用意しています
ja nav_sessionexpired セッションがタイムアウトしました。もう一度ログインしてください。 確認
ワンタイムパスワードの認証 ご希望の認証方法を選択してください。国によってはSMSの利用が制限されている場合がありますので、ご注意ください。SMSワンタイムパスワードが届かない場合は、代わりにEメールワンタイムパスワードを使用することをお勧めします。 携帯用ワンタイムパスワード Eメール用ワンタイムパスワード あるいは 他の方法を試す 携帯電話番号の認証を行ってください。 今すぐメールアドレスの認証を行ってください。 お客様の携帯電話番号{#}に、SMS経由でワンタイムパスワードを送信しました。 お客様のメールアドレス({#})宛に、ワンタイムパスワードを記載したメールを送信しました。 お客様の携帯電話番号が認証されました。 お客様のメールアドレスが認証されました。 ワンタイムパスワードに誤りがあります。 ワンタイムパスワードが届かない場合 ワンタイムパスワードを再送信 新しいワンタイムパスワード再送信まで{#} 検索 ワンタイムパスワード(OPT)のリクエストが失敗しました。少し経ってから、もう一度お試しください。 ワンタイムパスワード(OPT)リクエストが重複しています。 既存のOTPの有効期限が切れた後、もう一度お試しください。 アカウントを確認するには、以下の hCaptchaを完了してください。登録した携帯電話番号にワンタイムパスワードが送信されます。 アカウントを確認するには、以下の hCaptchaを完了してください。その後、登録したメールアドレスにワンタイムパスワードが送信されます。 SMSのOTP送信にエラーが発生しました。代わりにメールOTPの使用をお勧めします。 メールOTPを送信 キャンセル
15 セッションタイムアウトまで 「続ける」をクリックして、ログイン状態を維持するか、「ログアウト」を選択して、すぐにセッションを終了します。 {minute} 分 {second} 秒 2 続行 ログアウト
マリーナベイ・サンズ ライブチャット機能は現在ご利用いただけません。ページを更新するか、しばらくしてから再度お試しください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 30
展示
注意: 一部成人向けの内容を含みます
このイベントのチケットは、SG Culture Passクレジットでお買い求めいただけます。詳しくはsgculturepass.gov.sgをご確認ください。
「SG Culture Passを使用」ボタンをクリックすると、サードパーティのウェブサイトに移動します。またサンズ・ライフスタイルの特典はサードパーティのウェブサイトでは適用されませんのでご注意ください。
この展示は、長期的思考、環境への現実的な姿勢、集団的責任の倫理によって形成された、未来に対するシンガポール独特のアプローチを反映しています。西洋の大衆文化にしばしば見られるディストピア的なトーンとは対照的に、シンガポールでは未来を「デザインし、議論し、積極的に構築するもの」として捉えています。この感性は、WOHAによる生物多様性に富んだ垂直都市から、Pomeroy Studioの水上農場まで、エキシビションの建築、デザイン、アートのいたるところに織り込まれています。
映画監督でありスペキュラティブ建築家(思弁的建築家)でもあるLiam Youngの先見的な作品に加え、ビョーク、トーンラープ・ラープチャロンスック、オズボーン・マチャリア、オン・キアン・ペン、ヤコブ・クスク・ステンセン、ミン・ウォンなど、国内外のクリエイターを紹介する「Another World Is Possible」は、生き方や思考、存在のあり方におけるオルタナティブなビジョンを提示し、未来への希望に満ちたアプローチを採用しています。
「Another World Is Possible」は、オーストラリア、メルボルンにあるACMIがキュレーションを手がけたエキシビション「The Future and Other Fictions」の続編です。本展は、シンガポール建国60周年記念事業SG60の一環として、DesignSingapore Councilの支援のもと、アートサイエンス・ミュージアムとLiam Youngの共同キュレーションにより開催されます。
2025年9月13日~2026年2月22日
入場時間
日~木:午前10時~午後7時
(最終入館時間:午後6時)
金、土:午前10時~午後9時
(最終入館時間:午後8時15分)
上記以外のチケットオプションもご用意しています
チケット料金
シンガポール居住者
観光客
1世紀以上にわたり、映画とテレビが私たちの未来観に大きく影響を与えてきました。自動運転、スマートデバイス、仮想現実といった現代のテクノロジーが実現するずっと前から、こうした技術はスクリーンで映像化されていたのです。こうした映像の多くは、未来を恐ろしいものとして描いています。
「Metropolis」(1927年)、「Blade Runner」(1982年)、「The Matrix」(1999年)など、数多くの代表的な映画が未来への不安を映像として表現しています。スクリーンに描かれる未来は、人工知能の台頭、社会秩序の崩壊、そして環境破壊で傷ついた地球が中心でした。このイメージは今も色あせていません。多くの人にとって未来の象徴は、雨に濡れたネオン街、データに縛りつけられた人工の体、隅に追いやられた自然となりました。ディストピアは当たり前となり、共通の未来像は暗くて魅惑的で、一度見ると忘れがたいものでした。
本章では、こうした描写がもたらす影響に注目します。大衆文化に広く浸透したこのようなスクリーン上の未来像は、私たちが未来を設計し、計画し、思い描く方法に影響を与えてきました。ギャラリーには、何十年にもわたる映画やテレビの映像から引用された、崩壊、支配、破滅の場面を繋ぎ合わせたモンタージュが展示されています。これらを順に展示することで、人々の意識に浸透した共通の映像表現が浮かび上がります。ディストピアのイメージが繰り返し提示されることで、異なる未来像を想像する力を狭められてきました。
この場所から始まることで、来場者が足を止めるきっかけとなります。未来に目を向ける前に、まずは大衆文化を通じて継承されてきた未来を振り返らなければなりません。それを否定するためではなく、手放したら何が起こるのかを問うためです。
出品作家:
An ACMI Production (オーストラリア)
Conor Bateman (オーストラリア)
CD Projekt Red (ポーランド)
Dezign Format (シンガポール)
スペキュレイティブ・フィクションは、私たちに未来を想像する別の手段をもたらします。文学のジャンルとして登場し、デザインや漫画、ビジュアルアートなどさまざまな媒体を通じて発展してきました。映画界を席巻するディストピア的な未来像とは異なり、スペキュレイティブ・フィクションは、多様な文化価値や視点によってどのような未来が生まれるのかを考えさせてくれます。
本章は、アーティストであり本展の共同キュレーターでもあるLiam Youngが、オーストラリア先住民アーティストのNatasha Wanganeenと共同制作した「After the End」から始まります。作品の舞台は、奪われた土地が返還され、石油掘削装置を再利用して新たな島のコミュニティが生まれた、ポスト化石燃料の未来です。ここでは、先住民の知恵に基づいて紡がれた物語が描かれます。この作品は、Youngが映画を通じた世界設計を通じて、未来の基盤となり得る生態的、社会的、空間的な構造を再考する、幅広い活動の一環でもあります。
アジア太平洋のクリエイターたちが描く未来は、しばしば私たちが想像するディストピアよりも、希望や可能性に満ちたイメージとして感じられます。このギャラリー全体を通じて、デザイナーやアーティストが文化的記憶を手がかりに、未来を形にする試みを行っています。Osheen Sivaは、伝統的なタミルのジュエリーを未来の鎧として再構想しています。一方Björkは、作家自身の象徴的物語や自然の象徴性を通して、愛を宇宙的な力として表現しています。
これらの作品は、未来を再構築する手段として想像力が果たす役割を示しています。包摂性と希望に根ざした世界を作るためには、まずそれを想像できる力が求められます。
出品作家:
Björk (アイスランド)
Chynna Campbell、Sutu、The Love Punks、The Satellite Sisters (オーストラリア)
Andrew Thomas Huang (米国)
Osheen Siva (インド)
Natasha Wanganeen (オーストラリア)
Liam Young (米国/オーストラリア)
本章では、アフリカン・ディアスポラの体験、歴史、未来を中心に据えた想像的思考の文化運動である「アフロフューチャリズム」を紹介します。想像上の未来における黒人の声が十分に認識されなかった西洋の大衆文化とは対照的に、アフロフューチャリズムは、未来を黒人にとっての自由や創造性、可能性の場として取り戻します。
アフロフューチャリズムは、文化的記憶や精神的深み、自己決定の価値観によって形作られる未来はどのようなものか、と問いかけます。音楽、神話、先祖の知恵を取り入れ、技術的に先進的でありながら、記憶や伝統に根ざした世界を創造するのです。
「アフロフューチャリズム」という言葉は、文化批評家のMark Deryによって1993年に生み出されましたが、その起源はさらに昔に遡ります。このジャンルの基礎を築いた人物の一人に、1950年代初期から自身の宇宙哲学や宇宙を背景にした自己像を構築し始めたミュージシャン、Sun Raがいます。Sun Raは、古代神話、宇宙旅行、前衛的ジャズを融合させ、音と星を通して解放を表現する、根本から既成概念を覆す新たな美学を生み出しました。
Osborne Machariaのポートレート写真、Serwah Attafuahがガーナの遺産と未来の美学を融合して作り上げた人工頭脳を持つ戦士、そして時間や空間、黒人の未来を音で移動する異次元の部族を描いたShiro Fujiokaの映像など、このギャラリーの作品全体に、この斬新な宇宙論が息づいています。
これらの作品では、普遍的な未来の神話を否定し、すべての未来は、文化、歴史、視点によって形成されることが主張されています。
出品作家:
An ACMI Production (オーストラリア)
Serwah Attafuah (オーストラリア)
Shiro Fujioka (米国)
Olalekan Jeyifous (米国)
Osborne Macharia (ケニア/カナダ)
本章では、アジア、特に東南アジアに注目します。ここでは、可能性が息づく未来が感じられます。
本章では、シルクパンク、スパイスパンク、アイランドパンクなど、地域の神話や物質文化、環境背景から着想を得て、アジア固有の文化に根ざした未来を描く空想ジャンルを探求します。アフロフューチャリズムが宇宙や音、精神的解放を扱うのに対し、シルクパンクはバイオミメティクスを用いて古典的な東アジアの伝統を再構築します。スパイスパンクは南方の群島地域における植民地貿易の遺産や海にまつわる空想を問い直す一方で、アイランドパンクは空想設計と環境適応を通じて、太平洋・東南アジア諸島の物語を取り戻します。こうしたジャンルはいずれも単一の不変的な未来の概念を否定し、未来は多様で、文化によって位置付けられ、形作られることを力強く示しています。
本章に登場する現代アーティストやデザイナーは、これらのジャンルを視覚的・物質的に具現化しています。Leeroy New、Torlap Larpjaroensook、Ong Kian Peng、Youths in Balaclava などは、伝統、テクノロジー、精神性、革新が共存する東南アジアの未来を描き出しています。このビジョンは、2023年の映画「The Creator」にも反映されています。この映画では、人間、ロボット、自然の調和によって形作られた未来の東南アジアが描き出されています。
この展示では全体を通じて、文化や生態系、地域に根ざした技術的に高度な未来が表現されています。西洋のサイエンスフィクションに見られるディストピア的な雰囲気とは対照的に、こうした東南アジアの未来では、テクノロジー、自然、歴史、コミュニティの調和が描かれています。
出品作家:
James Clyne (米国)
Dezign Format (シンガポール)
Torlarp Larpjaroensook (タイ)
Leeroy New (フィリピン)
Ong Kian Peng (シンガポール)
Regency Enterprises (米国/英国)
Ming Wong (シンガポール)
Darius Ou and Samantha Yap (シンガポール)
Liam Young (米国/オーストラリア)
Youths in Balaclava (シンガポール)
本章では、ビデオゲームを、世界を構築する強力な手段として考察します。こうした遊べる世界では、未来を想像したり、試したり、調整したり、直接体験したりすることができます。可能性の実験室として機能するビデオゲームは、個人の決定が与える影響を明らかにしながら、異なる世界を構築する行為を浮かび上がらせます。
「ゼルダの伝説」(1986年)や「ファイナルファンタジー」(1987年)のようなロールプレイングゲームと共に、1970~1980年代に一般文化に浸透して以来、ゲームはその規模と表現力を広げ続けています。アクションベースのストーリーと並行して、より穏やかなジャンルも登場しました。「風ノ旅ビト」(2012年)や「Monument Valley」(2014~2025年)などのゲームでは、征服や競争よりも探索や感覚が重視され、思いやりや驚き、美意識に満ちた体験を生み出しています。
このギャラリーのプロジェクトは、その精神を東南アジアの環境に反映させています。Debbie Dingの「New Village」は、父の記憶をもとにマレーシアの街を再構築し、個人の歴史とポストコロニアルの歴史を探索可能なバーチャル空間として表現しています。Interactive Materials Labの「BARC」は、バーコードスキャナーとレシートプリンターを使ってアーケード用シューティングゲームを再構想し、協力や既存のゲームのルールに対する抵抗を体験させます。
これらのゲームでは、プレイヤー自身が主体となって新たな世界を共に創造し、能動的に判断を下し、結果を形作り、責任を担うことが求められます。各プレイヤーは、未来の住人であると同時に、その未来を守る存在となるのです。
出品作家:
Die Gute Fabrik (デンマーク)
Debbie Ding (シンガポール)
General Interactive Co. (シンガポール)
thatgamecompany (米国)
Ustwo Games (英国)
Yong Zhen Zhou、Clement Zheng、Interactive Materials Lab (シンガポール)
数十年間にわたり、大衆文化は世界の終焉を繰り返し描いてきました。生態系の破壊を特徴とするディストピア的な未来は、私たちがこれからの世界をどのように想像するかに影響を与えてきました。気候危機によって、こうしたビジョンは恐ろしいほど現実味を帯びています。しかし、ディストピアには妙に惹きつけられるものがあります。世界が修復不可能だと見なされると、私たちはそれを立て直す責任から免れた気になってしまいます。物語が終われば、責任も遠のくのです。本章のプロジェクトは、この誘惑に抗います。代わりに、デザイナー、建築家、アーティストたちが、気候危機にどう立ち向かい、構築する価値のある未来を考える抜本的な提案を示します。
Liam Youngの「Planet City」で描かれたような、再生可能エネルギーを活用した超過密都市に全人口が暮らす世界を想像してみてください。農家の人たちは、Jason Pomeroyが提案するような宙に浮かぶ農場を作ることで、海面上昇に適応するかもしれません Youngの「The Great Endeavor」が描くように、化石燃料時代の巨大な機械が再生のために使われたらどうでしょうか。Ong Kian Pengが描くように、天候そのものがデザイン媒体となり、雲を発生させる塔でアジアのモンスーンの方向を変えるかもしれません。
こうした世界は、そう遠くないかもしれません。本章のプロジェクトは、地球規模の現実的な課題を背景に、新しいテクノロジーや具体的な社会的提案から着想を得ています。これらは実現可能なだけでなく、ますます現実味を帯びています。非凡で多様な未来のビジョンを提供することで、私たちが求める未来、そしてそれを実現するために必要な共有責任について考えさせます。
出品作家:
Ethereum Foundation
Ong Kian Peng (シンガポール)
Jason Pomeroy (シンガポール/英国)
Jakob Kudsk Steensen (デンマーク)
Liam Young (米国/オーストラリア)
シンガポールは、しばしば未来都市と称されます。
そのスカイラインは「Equals」(2015年)や「Westworld」(2016~2022年)などのSF作品に登場し、垂直庭園や生きた建築は、今や未来像と密接に結びつけられています。
しかし、シンガポールが未来志向であるのは、都市景観やテクノロジーだけが理由ではありません。シンガポールでは過去60年間にわたり、統治、都市計画、構想の基盤に未来志向が組み込まれてきました。Centre for Strategic Futuresや都市再開発庁などの未来予測機関を通じて、未来を能動的に設計する対象として扱っているのです。ここから生まれたのは、加速よりも共生を重視する、異なる種類の未来主義でした。
本章は、自然、テクノロジー、政策が交わる場として、世界を構築する場であり、デザインによって形作られた国家としてのシンガポールを考えさせる内容となっています。建築会社のWOHAは、シンガポールにおける生態的フューチャリズムの象徴であり、「シティ・イン・ネイチャー」のビジョンを体現する、呼吸し成長するような密集都市の形を創造しています。このアプローチは、建築環境に自然を取り入れる方法を探求するさまざまなデザインスタジオに取り入れられ、広まっています 本章の結びには、シンガポールの若者たちが描く希望に満ちた未来を形にする新たな委嘱作品があります。
これらの作品は総じて、シンガポールでは未来が常に自分たちの手で共に築いてきたものであることを示唆しています。
出品作家:
Centre For Strategic Futures (シンガポール)
Dezign Format (シンガポール)
Finbarr Fallon、Annabelle Tan、Kai McLaughlin (シンガポール)
Ong Kian Peng (シンガポール)
RAD+ar (インドネシア)
Superlative Futures、Tent Futures、Halogen (シンガポール)
Urban Redevelopment Agency (シンガポール)
WOHA (シンガポール)
展示の導入部は、親しみがありながらもどこか不思議な森を思わせます。この空間は、シンガポールが掲げる「ガーデン・シティ」構想に着想を得て、東南アジアの多様な要素や伝統を取り入れています。過去と未来の狭間にあるこの環境が、記憶と遺産、そして想像を探求する作品の舞台です。Syafiq Halidの「The Space Remembers You」は、伝統的なマレーの響きを再構成し、14個のスピーカーを使用した没入型インスタレーションとして表現しています。それはまるで生きた有機体のように耳を傾け、反応しながら、来場者を音響の世界へ誘います。また、Torlarp Larpjaroensookの「Spiritual Spaceships」では、ありふれた物体が宇宙船のような彫刻へと変貌します。ここでは、最も平凡なものでも、未来を運ぶ存在になり得ることが示唆されています。
来場者を迎える森は青々としているものの、完全に人工的で、本展示が描き出す自然と人工の緊張関係が意図的に強調されています。このギャラリーでは、印象的で非現実的な空間を創り出すことで、記憶や想像が私たちの自然に対する理解にどのように影響するのかを考えるきっかけを提供します。この人工的な生態系は、伝統に根ざしつつも、テクノロジーやデザインを通して形作られる私たちの未来の比喩となっています。
2つの作品は共に、起源と未来が交錯する世界へと来場者を誘います。境界が揺らぐこの世界で、新たな旅が始まります。
出品作家:
Syafiq Halid (シンガポール)
Torlarp Larpjaroensook (タイ)