シンガポール居住者:
大人: S$16、コンセッション割引: S$12
海外観光客:
大人: S$19、コンセッション割引: S$14
上記以外のチケットオプションもご用意しています。
特別キャンペーン
『FUTURE WORLD』+『廃プラスチック問題』 コンボチケット
シンガポール居住者:
大人: S$22、コンセッション割引: S$18
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展示
現在、世界の至るところで廃プラスチック問題が深刻化しています。シンガポールの部分的ロックダウン「サーキットブレーカー」の解除後、アートサイエンス・ミュージアム初の展示となる『廃プラスチック問題』展では、廃プラスチック問題の深刻化による地球環境の危機に焦点を当てていきます。様々な写真を通して、プラスチックに依存する社会の実情を浮き彫りにし、廃プラスチック問題の早急な解決に向けて画期的な取り組みを実施している人々や地域社会を取りあげます。
本展では、研究者や科学者によるデータや研究成果とアーティストの作品を織り交ぜながら、プラスチックが発明された1800年代半ばから、プラスチックがめざましく普及した現在に至るまでのプラスチックの歴史に迫ります。また、世界的な海洋プラスチック汚染問題について取りあげ、毎年多数の海洋生物がマイクロプラスチックの摂取により死んでいる現状を浮き彫りにしていきます。説得力のある写真により、廃プラスチック問題の緊急性を訴えているのが特徴です。
さらに、本展では、プラスチック製品の削減、再利用、リサイクルをはじめ、普段の生活の中でプラスチックを減らす工夫など、一人ひとりが環境に配慮するための具体的な方法について学ぶことができます。
チケット料金
シンガポール居住者:
大人: S$16、コンセッション割引: S$12
海外観光客:
大人: S$19、コンセッション割引: S$14
上記以外のチケットオプションもご用意しています。
特別キャンペーン
『FUTURE WORLD』+『廃プラスチック問題』 コンボチケット
シンガポール居住者:
大人: S$22、コンセッション割引: S$18
戦時中に軍需品を生産してきたプラスチックメーカーは、終戦に伴い、消費財の生産に力を入れるようになります。戦争中、長年物資不足に苦労した米国人は、使い捨て商品の登場を歓迎しました。1955年にLIFE誌は「使い捨て生活」と題した記事の中で、使い捨て商品の登場により家事の負担が軽減されると好意的な論説を掲載しています。
写真:ピーター・スタックポール | LIFE写真コレクション | Getty Images(1955年)
世界には、掃除や料理、飲料に欠かせない安全できれいな水の入手が困難な地域がたくさんあります。丈夫で軽量なプラスチック容器は、水の長距離輸送に最適です。近年ではボトル入り飲料水の環境への影響が指摘されるようになりましたが、災害時に被災地に最短で水を届けるには、プラスチックボトルが欠かせません。上記の写真は、インドのデリー州にある乾燥したスラム街で、住民がタンカーに群がり、プラスチック容器に水を入れる様子を収めたものです。
写真:ジョナス・ベンディクセン(2009年)
地中海のスペイン沿岸沖で、プラスチック製の漁網に巻き込まれたアカウミガメ。発見当時は首を伸ばしてかろうじて呼吸できる状態でしたが、写真家が見つけて逃さなければ、おそらく死んでいたでしょう。海洋投棄された漁網による「ゴーストフィッシング」は、ウミガメをはじめとする様々な海洋生物の大きな脅威となっています。
写真:ホルディ・チアス(2009年)
タツノオトシゴは、海に漂う海藻や屑に尻尾でつかまり、海流に乗ることで知られています。タツノオトシゴはとても小さく、単体では海流に飲まれてしまうため、こうした海藻や屑が「船の帆」の役割を果たすのです。インドネシアのスンバワ島沖では、海洋汚染のために、タツノオトシゴがプラスチック製の綿棒につかまっているのが発見されました。その様子を写真に捉えたジャスティン・ホフマン氏は「こうした写真がない世界であればいいのにと思う」と述べています。
写真:ジャスティン・ホフマン(2016年)
写真家のマンディ・ベイカーが撮影したこの1枚は、海洋投棄された漁網が、潮流により鳥の巣のようなボール状に変形した様子を捉えています。ボール状になった漁網は、海の屑を巻き込んで次第に大きくなり、中には、この写真のようにクラゲなどの海洋生物を思わせるものも見られます。
写真:マンディ・ベイカー(2018年)
一見、アイスキャンディーに見えるこの「お菓子」には、タバコの吸い殻、油、ごみに加え、大量の廃プラスチックや様々な有害物質が含まれています。これは、3人のアート学生が、台湾周辺の100ヵ所から採取した水をアイスキャンディーの形に凍らせたアート作品です。ホン・イ・チェン、グオ・イ・フィ、ツェン・ユ・ティの3人は、この作品を通して水質汚染に対する公共の関心を集め、ゴミ削減の意識向上に繋がることを期待しています。
写真:ツェン・ユ・ティ(2018年)
リサイクルの分別作業は、専用の機械で行われるとは限りません。開発途上国では、今でも人による分別作業が行われています。マニラ首都圏の郊外にあるヴァレンズエラに拠点を置くToplun Plastic Corporationでは、プラスチックスクラップやペットボトルを輸入し、プラスチックペレット(再生プラスチック製品の原料)に加工しています。ペットボトルのキャップもリサイクルされていますが、気の遠くなるような分別作業は、低賃金労働者に依存しているのが現状です。
写真:ランディ・オルソン | ナショナル ジオグラフィック(2017年)
現在、廃プラスチック全体の約20%がリサイクルされていますが、米国ではリサイクル率がわずか約10%程度に留まっています。カリフォルニア州サンフランシスコにあるRecology社最大のリサイクル工場では、毎日500〜600トンのプラスチックの再生処理が行われています。ここは、レジ袋も回収している数少ない工場のひとつですが、廃プラスチックの処理量は過去20年間で2倍以上に増加しました。プラスチックはベルトコンベイヤーで搬送され、光学式選別機で分別を行っています。
写真:ランディ・オルソン | ナショナル ジオグラフィック(2018年)
フォトイラスト:ホルヘ・ガンボア | ナショナル ジオグラフィック(2017年)
2018年ナショナル ジオグラフィックフェローの生物学者、ヘザー・コルドウェイ博士は、1996年にプロジェクト・シーホース(Project Seahorse)を共同設立し、タツノオトシゴの研究に関する世界的な権威として知られています。
写真提供:ヘザー・コルドウェイ
インタラクティブ学習スペースでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、マスクをはじめとする使い捨てプラスチックの使用が拡大していることに焦点を当て、「使い捨てマスクのその後について考えたことはありますか?」と問いかけます。人々や地域社会の健康と安全を守る上でマスクは必要不可欠ですが、だからといって、環境への影響を無視していいわけではありません。
インタラクティブスペースで、トレイルを進んでいきましょう。途中でインタラクティブな課題に挑戦する場所があり、使い捨てプラスチックの大量消費の影響について学ぶことができます。あなたの行動や選択次第で、トレイルの行き先も変わります。使い捨てプラスチックは、捨てられた後にどう処理されるのでしょう? 環境に優しい選択をするには、どうすればいいのでしょう?
アートサイエンス・ミュージアムが提唱する「歩いて学ぶ」アプローチを採用したインタラクティブ学習スペースでは、ギャラリー内を自分の足で巡り、インタラクティブな課題を解きながら体験学習を楽しめるようになっています。
インタラクティブ学習スペースでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、マスクをはじめとする使い捨てプラスチックの使用が拡大していることに焦点を当て、「使い捨てマスクのその後について考えたことはありますか?」と問いかけます。人々や地域社会の健康と安全を守る上でマスクは必要不可欠ですが、だからといって、環境への影響を無視していいわけではありません。
インタラクティブスペースで、トレイルを進んでいきましょう。途中でインタラクティブな課題に挑戦する場所があり、使い捨てプラスチックの大量消費の影響について学ぶことができます。あなたの行動や選択次第で、トレイルの行き先も変わります。使い捨てプラスチックは、捨てられた後にどう処理されるのでしょう? 環境に優しい選択をするには、どうすればいいのでしょう?
アートサイエンス・ミュージアムが提唱する「歩いて学ぶ」アプローチを採用したインタラクティブ学習スペースでは、ギャラリー内を自分の足で巡り、インタラクティブな課題を解きながら体験学習を楽しめるようになっています。
気候変動に関するトークセッションは、気候科学者や環境保護活動家の講演を通じて、環境保護活動や気候変動対策の最前線に迫るプログラムです。
このオンライントークシリーズは『廃プラスチック問題』展と並行して開催されます。初日の基調講演ではナショナル ジオグラフィック協会 国際展担当ディレクターのシンシア・ドゥンビア氏が登壇し、世界的な廃プラスチック問題の解決に向けて、意義のある変革を推進するために数年かけて企画された本展のストーリーテリングの裏側に迫ります。
10月6日午後8時30分
気候変動に関するトークセッションの基調講演では、ナショナル ジオグラフィック協会 国際展担当ディレクターのシンシア・ドゥンビア氏が登壇し、世界的な廃プラスチック問題の解決に向けて、意義のある変革を推進するために数年かけて企画された本展のストーリーテリングの裏側に迫ります。
司会は、アートサイエンス・ミュージアム 展示・ミュージアムサービス担当ディレクターのエイドリアン・ジョージが務める予定です。
10月20日午後5時
インドネシア科学調査開発研究所 海洋科学センターの上級研究者であり、ナショナル ジオグラフィック専属の探検家としても活躍するインタン・スーチ・ヌルハティ氏との気候変動に関するトークセッションです。
近日公開
マンディ・ベイカー(写真家/ナショナル ジオグラフィック探検家)
近日公開
リアン・ピン・コウ(シンガポール国立大学生物科学科 環境保全科学技術政策教授/自然を基盤とする気候変動対策研究所 ディレクター)
近日公開
ショーン・カイヘクラニ・ヤマウチ・ラム(シンガポール自然協会 会長/南洋理工大学 Asian School of the Environment 主任講師)
『廃プラスチック問題』展は、ナショナル ジオグラフィック協会が主催する巡回展です。
ナショナル ジオグラフィック協会は、科学的探究、教育・啓蒙活動、ストーリーテリングを通して地球の森羅万象にスポットを当て、様々な保護活動を展開している国際非営利団体です。1888年の設立以来、先進的な人々や社会に変革をもたらす画期的な発想に対して積極的な投資を行い、最先端の研究を推進してきました。これまでに世界七大陸の様々な研究に対して14,000件の助成金を拠出し、毎年約300万人の学生に奨学金などの教育の機会を提供してているほか、世界中の読者に充実したエクスペリエンスやストーリー、コンテンツを配信しています。詳細はwww.nationalgeographic.orgをご覧ください。