上映

ソフィア・コッポラ: 『Things Left Unsaid』

ソフィア・コッポラの夢のような親密な世界を称える『Things Left Unsaid』。誰はばかることのない女性の視線を通して孤独を探る行為は、今なお、特に現実に直結しています。

自らのキャリアを通して、コッポラはビジュアルで物語を綴る独特のスタイルをつくり、男性が支配する映画産業とは一線を画してきました。夢のような感受性と女性の視点を組み合わせて、複雑なヒロインたちに感情移入し、やさしく寄り添っています。

淡く柔らかな色彩と孤独の絡み合い。繊細なビジュアルに、作品にふさわしいインディー系のサウンドトラックがアクセントを付けています。コッポラの世界の被写体や身ぶりは、登場人物の間のごく少ない会話と同じくらい重要です。コッポラの映画の中に語りはあまりありませんが、目に入るもの、感じること、喚起されることは多々あります。

今回振り返って見つめるのは、感情に導かれ、美学から生まれる映画をつくるコッポラの監督としての成長です。少女時代を描く傑作「ヴァージン・スーサイズ」(1999年)、オスカー受賞作「ロスト・イン・トランスレーション(2003年)、ゴシック‘プリティホラー’の「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」(2017年)など、コッポラが生み出す内面的な世界では、登場人物たちは寡黙でも、フレームに収まっているほかのすべては雄弁です。

日付
2月11日~4月9日
gps
4階、アートサイエンスシネマ

チケット チケット制(要Web事前予約)

大人通常料金: S$13
コンセッション割引: S$11(シニア、学生、NSF)
アートサイエンス・フレンズ:20%割引

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