上映

音を通じて見る世界: 坂本龍一

心に響くオーケストレーションからミニマリストとしての抽象作品まで、映画の中で深遠な音の進化を描いてきた坂本龍一。彼の進化を目の当たりにし、飽くなき好奇心から生み出される輝きを讃えましょう。

40年にわたる多彩で卓越したキャリアを持つ日本の音楽家、坂本龍一による映画界への貢献はまさに伝説と言えるものです。

大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』の象徴となった有名な映画音楽を担当して以来、坂本龍一は、ベルナルド・ベルトルッチ、ペドロ・アルモドバル、アレハンドロ・イニャリトゥといった名だたる監督の作品を多く手掛け、アカデミー賞の常連となりました。

11月は、壮大な80年代、心躍る90年代、ミニマリストの2000年代、アバンギャルドな直近10年という、坂本龍一の4つの特徴的な時代を詳しく取り上げます。初期のキャリアで代表的なオーケストレーション『戦場のメリークリスマス』(1983年)から、牧歌的で控えめな成熟期の『トニー滝谷』(2004年)や抽象的な表現の『Proxima』(2019年)まで、音楽のルールを覆し、世界中の記憶に残るヒット映画を生み出した、絶えず試行錯誤を行いこだわりを持つ天才音楽家が歩んだ音楽の成長を辿ります。

日付
2022年11月5日〜2023年1月1日
場所
4階、アートサイエンスシネマ

チケット チケット制(要Web事前予約)

大人通常料金: S$13
コンセッション割引: S$11(シニア、学生、NSF)
アートサイエンス・フレンズ:20%割引

その他のおすすめ

トップ