『2219: 200年後のシンガポール』

『2219: 200年後のシンガポール』

2019年11月23日~2020年4月5日

『2219: 200年後のシンガポール』展には、アート界、デザイン界のビッグネームをはじめとする、20名以上のシンガポール人アーティストや国際的アーティストが示唆に富んだ作品を出展しています。今から200年後の私たちの日常生活がどうなるのか、彼らが思い描く世界に足を踏み入れ、実際に体験してみましょう。

シンガポール人作家で詩人のAlvin Pangによる作品から着想を得て企画された『2219: 200年後のシンガポール』展は、シンガポールで「建国の父」と呼ばれるラッフルズ卿の上陸200周年を記念して、今から200年後の未来を見据える展覧会です。未来がどうなるのか、完全に予測することはできませんが、この展示の各セクションは、気候の変化に私たち全員が適応していかなければならない、という科学的な確実性に基づいて構成されています。地球の大規模な変化を背景に、シンガポールの日常生活、コミュニティ、文化、伝統も進化し、変化していくのです。

遠い未来の世界を、ユートピア的、ディストピア的に見るのではなく、SFにありがちな展開にも抵抗し、イノベーションと熟考という、人間の小さな行為に焦点を当てる今回の展示。シンガポールにどのような未来を望み、その未来を実現するためにどんな備えをしているのか、深く思い巡らせずにはいられない、そんな作品が揃っています。

出展アーティスト一覧

Alvi Pang(シンガポール)、John Akomfrah(UK)、Sarah Choo Jing(シンガポール)、Johann Fauzi(シンガポール)、Hafiz Ozman(シンガポール)、Superflux(UK)、WOHA Architects(シンガポール)、Debbie Ding (シンガポール)、Robert Zhao Renhui(シンガポール)、Finbarr Fallon(シンガポール)、Donna Ong(シンガポール)、Lisa Park(米国/韓国)、Fyerool Darma(シンガポール)、Gordon Cheung(UK)、Rimini Protokoll(ドイツ)、Bao Songyu(シンガポール)、Shan Hur(韓国)、Larry Achiampong(UK)、Zarina Muhammad(シンガポール)、Amanda Heng(シンガポール)、Yanyun Chen(シンガポール)、Priyageetha Dia(シンガポール)、Adeline Kueh(シンガポール)、Joshua Ip(シンガポール)、Clara Chow(シンガポール)、Rachel Heng(シンガポール)、Judith Huang(シンガポール)、Pomeroy Studio(シンガポール)、Tristan Jakob-Hoff(ニュージーランド/UK)

ADVISORY(成人向けの内容)

展示とプログラム

必要な書籍の図書館

必要な書籍の図書館

今回『2219: 200年後のシンガポール』展の中心に据えられているのが「必要な書籍の図書館」です。名作文学から実用的なノウハウを伝えるDIYマニュアルまで、「必要な書籍の図書館」は過去から未来へと、何世代にも渡って受け継がれてきた書籍の数々を収蔵します。

この図書館には、ご来場の皆様にも本を寄贈していただけるようになっており、いただいた本はエキシビションで展示されます。受け付けているのは、ご来場の方にとって特別な意味を持つ作品になるかもしれない本や、シンガポールの将来の世代にとって重要な作品となる本です。寄贈いただく際には、将来この図書館を利用する人に伝えたいメッセージのご記入をお願いしております。

寄贈は、アートサイエンス・ミュージアムで行われるスペシャルセッションで「必要な書籍の図書館」の司書が受け取り、エキシビションで展示する書籍を選定いたします。本の寄贈は、展示会の期間中、毎月第1土曜日の正午〜午後2時まで受け付けます。

ライター: Alvin Pang、Judith Huang、Joshua Ip、Rachel Heng、Clara Chow

コミュニティとの関わり

未来の世界では、海面上昇の影響を受ける都市で、背の高い自転車や2階建ての自転車が一般的な交通手段になっているかもしれません。浸水した道路や高速道路を移動する方法は、他にあるでしょうか。

アーティスト、Hafiz Osmanによる背の高い自転車「Penghulu」は、『2219: 200年後のシンガポール』に出展されている作品のひとつです。10月のシンガポール・カーフリー・ウィークエンドで、街の人たちに、この自転車に試乗してもらった様子をご覧ください。

パートナー
後援
シンガポール・バイセンテニアルは、シンガポールの歴史における重要な転換点である、スタンフォード・ラッフルズ卿のシンガポール上陸200周年記念行事です。ただ私たちの歴史は、1819年に始まったわけではありません。シンガポールの歴史は、遡ること700年以上前に始まっているのです。2019年は、ラッフルズ卿上陸という歴史的出来事、そこに貢献した人々、私たちの進化を形作ったコミュニティを記念し、感謝する時となっています。シンガポールが今の姿になるまでの道のりを振り返る機会としていただければ幸いです。
製作協力
SPACElogicは、インテリアプロジェクト、常設ギャラリーの創設、美術館プロジェクトなどに特化した「ワンストップ・ソリューション・プロバイダー」として卓越したサービスを提供し、確かな信頼と実績を築いてきました。SPACElogicは、各分野の専門家とのコラボレーションを通して、様々なビジュアルやテクノロジー、機能を駆使したストーリー性あふれる空間を演出し、観客の心を魅了するエクスペリエンスをお届けしています。SPACElogicは、ミュージアムをはじめ、様々な商業空間や芸術空間において心を魅了する出会いや遭遇を生み出すアイディアやソリューションを考案、実践し、大きな成功を収めています。