Sungei Buloh Wetlands ReserveSungei Buloh Wetlands Reserve

スンガイ・ブロー・ウエットランド

シンガポールの北東はに位置するスンガイ・ブロー・ウエットランドはシンガポールで最も興味深い自然スポットの1つです。同エリアは渡り鳥の停泊地として使われており、多くの動植物の生息地でもあますが、シンガポール政府により自然公園となったのは1989年のことです。今日、その保護区は一日を過ごすのに最適な場所で、バードウォッチャーやフォトグラファーたちのお気に入りの場所です。

200ヘクタールにも及ぶこの保護区には、マングローブ、干潟、池、森林など、多くの植物が生息しています。ガイドを付けることが出来、全ての体力レベルの人に適しています。一人で散策したい場合は保護区にあるネイチャートレイルを歩いて下さい。歩いていると、オブザベーション・ポッドが見つかるかと思います。自然観察に適した場所で、静かにするほど野生動物に遭遇する可能性は高くなります。

スンガイ・ブローには様々な鳥がいます。サギ、カワセミ、ヒメアオバトといった留鳥や、オウチュウカッコウ、アナツバメといった渡り鳥がいますが、これはほんの一部で、他にもたくさんの種類の鳥が見られます。オナガダルマインコやカラフトアオアシシギといった一部のの鳥は絶滅が危惧されています。

しかし、それはただの鳥ではなく、保護区を維持する役割をもっています。歩いていると、トビハゼ、軟体動物、ミズオオトカゲといった生き物に遭遇するかと思いますが、彼らの長いしっぽや爪には近づかない方が良いです。ミズオオトカゲは、怒ると尻尾で攻撃してくるので、彼らとの間には安全な距離を保って下さい。大きな海水ワニにも出会うことがあるかもしれません!

スンガイ・ブローへ行くときには、滑りにくい丈夫な靴を履いていって下さい。軽くて動きやすい服装が理想的です。雨が降った時の為にポンチョを持って行くと良いでしょう。暑さをしのぐための帽子とサングラス、日焼け止め、たっぷりの水も必需品です。蚊に刺されないように長袖、長ズボンを着て、肌が露出している全ての箇所には虫除けスプレーをして下さい。周りの環境に溶け込んで、より多くの動物に遭遇出来るよう、ナチュラルカラーの服を着ていって下さい。双眼鏡を持って行けば、遠くにいる興味深い種類の鳥たちが見られ、より楽しく観察が出来るでしょう。豪雨の時は、保護区に多数あるシェルターへすぐに逃げて下さい。

保護区の植物の生態系を壊さないよう、足跡以外は残さず、写真以外はとらないようにして下さい。