淡水は世界で最も重要な資源のひとつです。マリーナベイ・サンズでは、施設内での節水、再利用、リサイクルを最適化する包括的なアプローチで、淡水をできる限り保全できるよう全力で取り組んでいます。
節水技術
節水設備の導入から運用効率の改善まで、ウォーターフットプリントの削減を推進しています。
ドロップ・バイ・ドロップ・プロジェクト
マリーナベイ・サンズは、水資源のレジリエンスの向上と生態系の回復に取り組む地域の団体を支援しています。
マリーナベイ・サンズは、シンガポールで最も水効率の高い建物のひとつとして認められており、リゾート全体にわたって数千に及ぶ、400種類以上の水効率の高い設備が設計・導入されています。
雨水を集める機能を持つ印象的な建造物から水循環に配慮した造園技術、節水効果の高い食器洗い機やキッチン設備まで、私たちは常により良い方法を探し、最大限の節水を目指す努力を惜しみません。
マリーナベイ・サンズでは2016年から、3つのホテルタワーに設置された3,000台のエアコンユニットから回収した水をリサイクルしています。この取り組みにより、ホテルロビーのランドスケープに再利用される水のおかげで、1日平均77,000リットルの節水が可能となりました。2024年には、この非常に成功したプロジェクトを拡張し、カジノの空調設備から回収した水の再利用も開始しました。
Las Vegas SandsとWASH Foundationとの共同プロジェクト、ドロップ・バイ・ドロップは、Las Vegas Sandsのウォーター・スチュワードシップのセービングを地域のウォーター・チャンピオンによる革新的なプロジェクトに再投資しています。援助を受けたプロジェクトは、地域の水のレジリエンス向上、生態系の再活性化、新しい水ソリューションの創出、コミュニティの関与を目指しています。
2020年のプロジェクト開始以来、マリーナベイ・サンズは、さまざまな革新的な取り組みを支援してきました。その中には、Seven Clean Seasとのプラスチック回収システムの開発、5部構成のバーチャル学習シリーズの開始、そしてConservation International(CI)シンガポールとの「10 for Zero」アワードの開催が含まれます。また、地元の非営利団体であるWaterways Watch Societyと協力し、全国の小中学生4,000人以上を対象とした水路清掃活動も支援しました。