淡水は世界で最も重要な資源のひとつです。マリーナベイ・サンズでは、施設内での節水、再利用、リサイクルを最適化する包括的なアプローチで、淡水をできる限り保全できるよう全力で取り組んでいます。
節水技術
節水設備の導入から運用効率の改善まで、ウォーターフットプリントの削減を推進しています。
ドロップ・バイ・ドロップ・プロジェクト
マリーナベイ・サンズは、水資源のレジリエンスの向上と生態系の回復に取り組む地域の団体を支援しています。
シンガポールでも有数の優良節水ビルの1つとして認められているマリーナベイ・サンズには、400の異なる種類の節水設備があり、それらの設備は施設全体で何千個も設置されています。
雨水を集める機能を持つ印象的な建造物から水循環に配慮した造園技術、節水効果の高い食器洗い機やキッチン設備まで、私たちは常により良い方法を探し、最大限の節水を目指す努力を惜しみません。
最も印象的な水関連のプロジェクトの1つが、エアコンの結露回収プロジェクトです。マリーナベイ・サンズでは2016年から、3つのホテルタワーに設置された3,000台のエアコンユニットから回収した水をリサイクルしています。これにより1日平均77,000リットルの節水が可能となり、リサイクルされた水はホテルの造園や植物のかんがいに利用されています。
Las Vegas SandsとWASH Foundationとの共同プロジェクト、ドロップ・バイ・ドロップは、Las Vegas Sandsのウォーター・スチュワードシップのセービングを地域のウォーター・チャンピオンによる革新的なプロジェクトに再投資しています。援助を受けたプロジェクトは、地域の水のレジリエンス向上、生態系の再活性化、新しい水ソリューションの創出、コミュニティの関与を目指しています。
2019年の活動開始以来、セブン・クリーン・シーズとのプラスチック回収システムの開発、コンサベーション・インターナショナル(CI)シンガポールとの5部から成るビジュアル学習シリーズの開始など、いくつかの革新を進めてきました。また、2023年にはプロジェクトの出資により、CIシンガポールが選ぶ、ごみゼロ、排出正味ゼロの未来を目指して活動する10人の若い環境リーダーを表彰する「10フォー・ゼロ」賞を設立しています。