夜のシンガポールCBD夜のシンガポールCBD

シンガポールCBDのナイトライフ

シンガポールのCBDは古いものと新しいもの、伝統的なものと現代的なもの、のんびりした空気と目まぐるしさが見事に融合しています。携帯電話で話しながら急ぎ足で通り過ぎる忙しいビジネスマンの傍らで、屋台の老人がカレーパフを箱から取り出して売っている姿があり、高級なカフェやバーの間に伝統的なコーヒーショップがあり、ポストモダンの高層建築と植民地時代の建築が共存しています。夜が更けると明かりが灯り、CBDはのんびり過ごすにも、贅沢や洗練を満喫するにも、あらゆる希望が叶う街になっています。躍動的な島国シンガポールの中心部でのナイトライフをご紹介します。 
夜の1-Altitude

オフィスビルの付近で街並みを眺めるには、1-Altitudeが絶好の場所です。仕事帰りの人々にも週末の大勢の訪問者にも人気のギャラリーとバーは、360度の眺めを満喫できます。ここからシンガポールの中心地を見下ろすと、この一帯が常に繁華で重要な場所である理由がわかります。このエリアは1819年のシンガポール創設後すぐに定住地として建設され、以後、ほぼ24時間眠らない商業・貿易活動の中心地となっています。

現代のシンガポールの創設者、トーマス・ラッフルズ卿の名前を冠したラッフルズプレイスは街の中心にあります。アフターファイブにハッピーアワーの割引を実施している店も多く、思いがけず米国のクラフトスピリッツを用意しているカクテルバーThe Secret Mermaidでは、シンガポール国内では珍しいスピリッツが豊富に取り揃えられ、堪能することができます。 

夜のラオパサホーカーセンター

ここからほど近い場所にある、1930年代の優雅なアールデコ建築が映える瀟洒なBlack Swanでは、華やかな「狂騒の20年代」が待っています。ピープルウォッチングを楽しむなら、The Exchangeへどうぞ。便利なロケーション、飲み物の手頃な料金、フレンドリーな雰囲気で、一杯飲むには最適な人気店です。周辺のエアコン完備のビルから退社した大勢の人々が長い一日の後にくつろぎにやって来ます。

これと全く対照的なラウパサは、斜めの屋根がある、紛れもないビクトリア様式の鉄の建築物です。このマーケットは1820年代からあり、現在は膨大な種類の屋台が地元料理や各国料理を提供するホーカーセンター(屋台村)になっています。深夜までオープンしているラウパサは、一杯飲んだ後の軽い食事に最適です。このマーケットの最大の人気は、「サテーストリート」の愛称で親しまれているストリート屋台です。サテーストリートでは、ストリート全体を通行止めにしてそこにテーブル、椅子、屋台が立ち並び、伝統的なサテー、シーフードのバーベキュー、その他の地元料理、よく冷えたジョッキのタイガービールなどを販売しています。