シンガポールの数多いレストランで食事をするにも、自宅で肉料理を作るにも、選ぶ肉の部位について少し知識があれば、料理をより楽しむことができます。ここでは、さまざまな肉の部位とそれぞれの特徴をご紹介します。

リブ
リブはジューシーで柔らかく、風味が豊かなのでバーベキューに最適です。プライムリブ、ショートリブ、リブアイのステーキは、いずれも牛または豚のあばら骨を使います。
リブを調理したり食べたりする場合にはソースとマリネードが重要です。調理する場合は、調理した肉をしばらく寝かせて味をよく浸み込ませてください。

サーロイン
サーロインは牛のあばら骨の下部の肉を切り取ったものです。この部位は、じっくり焼いたサーロインステーキに濃厚なグレービーソースをかけて食べるのが最高です。グリルしたサーロインも美味です。
ただし、サーロインは骨なしでカットされているので、調理の際に乾きやすい性質があります。厚いステーキを選ぶと、調理した際に柔らかさを保つことができます。

すね肉
コクのあるボリュームたっぷりのシチューにはすね肉が最適です。肉が柔らかくなるまでじっくり調理する場合には、牛や子羊のすね肉がぴったり。濃厚なシチューと堅焼きパンは満足感のある味わいです。
牛の足から切り取ったすね肉は筋肉質で、他の多くの部位より固めです。すね肉は他の部位より低価格でありながら、豊かな風味があります。

レストラン
シンガポールには美味しいステーキハウスが他の国ほど多くはないかもしれませんが、選りすぐりの肉の部位を極上の調理で提供している世界的一流レストランが数店あります。
セレブリティシェフ、ウルフギャング・パックのCUT in Marina Bay Sandsでは、極上の肉をグリルやあぶり焼きにしてお好みのソース、トッピング、サイドディッシュでご提供しています。同店は世界に3店舗しかないレストランCUTの1つであり、他では味わえない至福の肉料理をご満喫いただけます。