
世界各地の街と同じく、エスプレッソコーヒーはシンガポールで高い人気を誇り、シンガポール中で飲むことができます。特に、書店、カフェ、ベーカリーが並ぶスタイリッシュな地域 ティオンバルでは、絶品エスプレッソを楽しめます。
何をオーダーすればいいかわからない? エスプレッソを基本としたコーヒードリンクを、簡単にご紹介しましょう。エスプレッソのショットは通常、3つのサイズがあります。シングルショットは ソロで30ml、ダブルショットは ドッピオ で60ml。 リストレット は22mlですが、他よりもかなり濃いめです。 エスプレッソのショットにお湯を加えたものはアメリカーノ。

ラッテとカプチーノの違いがよく分からない方はこちらをどうぞ。カプチーノはエスプレッソ、スチームミルク、フォームミルクを同量使ったもので、ラッテは大部分がスチームミルクでエスプレッソショットを加え、上にフォームミルクをほんの少しのせたものです。
オーストラリアおよびニュージーランドから来たフラットホワイトが、シンガポールのカフェにも上陸しました。フラットホワイトは、ラッテと似ていますが小さなカップを使うため、ミルクに対するコーヒーの割合が大きく、スチームミルクはよりしっとりとした質感(バリスタの腕の見せ所!)になっています。

シンガポール名物のコピもお見逃しなく。エスプレッソベースのドリンクより濃くて強いコーヒーです。フライパンを使ってバターと砂糖で煎った豆を挽き、金属のポットにネルドリップします。コピは屋台街ではどの店でも見つかりますが、Killeneyや Toast Boxなど人気のコピティアムもおすすめです。
コピ はスタンダードなバージョンで、コーヒーにコンデンスミルクと砂糖を加えたもの。コピCは、コンデンスミルクの替わりにエバミルクを使い、コピオーはミルクが入っていません。砂糖を控えたいなら、オーダーするときに コソンと付け加えましょう。例えば、 コピCコソン というと、コーヒーにエバミルクを入れた砂糖なしの飲み物です。

アジアの他の地域のコーヒーなら、Trung Nguyenなどの ベトナム コーヒー店へ。個性的な濃いめのベトナムコーヒーをお試しください。コピや暖かい東南アジアの国々で生まれたその他のコーヒーのように、ベトナムコーヒーもホットではなくアイスで飲むことがほとんどです。冷たさとカフェインの組み合わせは、蒸し暑い日に最高のリフレッシュ!
リトルインディアでは、数多くの南インドレストランで インド式フィルターコーヒーを楽しめます。チコリーで焙煎したコーヒー豆を使い、大量のミルクとお砂糖を加えたものです。カンポングラムのアラブ地区では、 トルコ式コーヒーをお試しください。コーヒー豆の粒が入った、甘くて濃いブラックコーヒーです。