| 日~木: 午前10時~午後7時 (最終入館時間は午後6時) |
金、土: 午前10時~午後9時 (最終入館時間は午後8時15分) |
シンガポール居住者 大人: S$13~ コンセッション割引: S$10~ |
観光客 大人: S$15~ コンセッション割引: S$12~ |
機械が感情を持つ時、何が起きるのでしょうか。
科学とテクノロジーが交わる分野で世界的に活躍するアーティスト、Lawrence Lekによるソロエキシビション「NOX: Confessions of a Machine」。ここでしか見られない展示を通じて、未来に足を踏み入れてみましょう。ロンドンを拠点に、アーティスト、映像作家、音楽家として活動するLekは、建築、ゲーム、映像、音楽、フィクションなどの多彩な領域を融合し、進化し続けるシネマティックな世界観を創り出しています。
今回の没入型体験は、「NOX」と「Guanyin: Confessions of a Former Carebot」という相互に関連する2つの作品を通じて、インテリジェントなインフラと自律システムが形作る近未来を想起させます。
自律車両のためのセラピーセンター「NOX」(「Nonhuman Excellence(非人間の卓越性)」の略)では、任務と欲望の間で揺れる無人配送車「Enigma-76」が、働く力を回復するための訓練に臨む姿をたどります。NOXでは、建築空間、映像、サウンド、インタラクティブなゲーム要素が織りなす没入体験を通じて、機械時代におけるケア、評価、リハビリのあり方を探求します。
「NOX」と併せて展示される「Guanyin: Confessions of a Former Carebot」では、興味深い対比が描かれます。仏教における慈悲の菩薩、観音にちなんで名付けられたAIセラピスト「Guanyin」では、彼女の感情状態に焦点が当てられます。インタラクティブなゲーム体験と映像を通じて観客はGuanyinの世界に足を踏み入れ、壊れた自動運転車両の修理を試みるGuanyinの姿を追いながら、その精神の断片をひもときます。
都市生活にAIが高度に統合された状況を踏まえながら、「NOX: Confessions of a Machine」は自動化の時代に人工知能がもたらす問題と可能性を探ります。本展は、人間以外の存在に声を与えることで、人工知能と共存する世界におけるケアや自律、帰属のあり方を捉え直します。
ベルリンのLASアート財団による委嘱制作として始まり、Farsight Corporationとの協働で発表された「NOX: Confessions of a Machine」が、今回新たなサイトスペシフィック版として東南アジアで初公開されます。本展は、人間を超えた生命の広範なエコロジーを1年間にわたって探るエキシビション&プログラム「Forms of Life」の一環として開催されます。
「NOX: Confessions of a Machine」は、人間を超えた生命の広範なエコロジーを1年間にわたって探るエキシビション&プログラム「Forms of Life」の一環として開催されます。
画像著作権:
© Lawrence Lek. 提供:アーティスト本人およびSadie Coles HQ(ロンドン)。LASアート財団(ベルリン)委嘱作品。
2026年1月1日
トークイベント「Between Code and Consciousness」は、ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ローレンス・レック(Lawrence Lek)の個展「NOX: Confessions of a Machine」の幕開けを飾ります。本展は、レックが長年にわたり探究してきた 人工意識 や 機械的生命の倫理領域 に関する問いをさらに深めるものです。
アーティスト、映像作家、音楽家のLawrence Lekは、建築、ゲーム、映像、音楽、フィクションなど多彩な領域を融合し、拡大し続けるシネマティックな世界観を創り出しています。この10年間は、ビデオゲームやコンピューター生成アニメーションといった自身の世代に特有のメディアを取り入れ、会場特化型のインスタレーションやデジタル環境を構築しています。彼が「見いだされたモノと場所の三次元的コラージュ」と表現するこれらの作品は、しばしば、絡み合うストーリーや繰り返し現れる放浪者の姿を特徴とし、社会変容の時代のテクノロジーの進歩という神話を探求しています。Lekは、Time誌により「人工知能分野で最も影響力のある100人」に選ばれ、2024年のフリーズ・アーティスト・アワードを受賞しました。
Lawrence Lek。ポートレート撮影:Nishant Shukla。