シンガポールはアジアのビジネスの中心地であり、最近では家族旅行や女子旅などで人気な国です。
シンガポールの公共交通機関はすごく整っていますが、初めてのシンガポールだったり大人数での移動やビジネスの商談などで時間厳守の場合はタクシーを使う方が便利です。
そこで、シンガポールでよく使われている配車アプリ『Grab|グラブ』についてご紹介します。
シンガポールには数多くのタクシーを町中で見ることが出来ますが、時間帯によっては運転手のシフト時間に直面し乗車を拒否される事があったり、深夜帯になると限られたエリアのみ希望する運転手などもいます。それに、たとえカタコトでも英語で希望の行き先を運転手に伝える必要がある上、タクシーの運転手は皆さん英語がコテコテのシングリッシュ(シンガポール訛りの英語)で、うまく旨意思疎通できない場合もあります。
一方、Grab(英語名称:GrabTaxi Holdings Pte Ltd)は東南アジア8カ国で最大のシェアを誇る配車タクシーアプリです。
Grabの特徴と利点は数多くありますが、主な所は
・呼びたい時間に呼びたいスタイル・タイプの車を呼べる(家族旅行/卒業旅行など)
・事前に行き先を指定できる
・事前に金額を確認できる
・支払い方法も多様、登録済のオプションから選べる (クレジットカード/現金/Grab Pay)
・ドライバーのプロフィールが見れるので、忘れ物などトラブルがあっても早急に対応できる
・アプリ上で決済の記録が残るので事務処理が容易
・正しい車に乗れば後はほぼ一切運転手と会話する必要なし
・切符や交通カードを購入せずにアプリ1つですべて利用が可能なとこ
などなど、誰でも便利に使えるアプリです。
初めてGrabを使用する際には、ドライバーに利用者自身の情報を正しく伝えることがとても重要になります。
例えば…
・マリーナベイ・サンズからチャンギ国際空港へ
①乗車する人数
②トランクなど荷物の数
③空港のターミナルの名称を伝える
この3つを箇条書きでかまいませんので、アプリのチャット機能を使って明確にドライバーに伝えましょう。
(例) ①4 Pax / ②6 Luggages / ③Terminal1 ANA →ドライバーの快適な運転につながります。
最大4人までの乗車だと、どのタイプの車でも問題ありませんが5人以上になると大きな車を利用する必要があります。
その際は予約ボタンを押す前に必ず車のタイプを確認しましょう。
・GrabCar6 ー 6人乗りタイプ
・GrabCoach9 - 9人乗りタイプ
ある程度の人数でも移動できるようなオプションがあります。是非参考にして下さい。
Grabを実際に使う時に利用者として気をつけたい点は「ドライバーが見つけやすい乗車位置で待機する」です。
ドライバーは基本、配車タクシーアプリに表示されるGPS情報を元に利用者の元に向かいます。よりスムーズに乗車できるようにするため、なるべく停めやすい場所で待機をするようにしましょう。
例えば、マリーナベイ・サンズから利用する場合
・ホテルのタワー1とタワー3
*この場所が一番分かり易く利用者も迷わずに利用できる場所です。
Grabと別にタクシー乗り場がありますが、現在地にタワー1または3と選択できるのでこちらでもピックアップ可能です。
・カジノ入口のGrab専用のポイント
カジノの入口の近くに位置するタクシーロータリーにGrab専用のピックアップポイントの看板があります。
・コンベンションセンター入口前
比較的空いている場所です。
マリーナベイ・サンズは敷地が広いので、間違った場所で位置情報を登録してしまうと、ドライバーの待機時間が過ぎてキャンセルされる場合があります。その場合はホテルタワー1が一番分かり易い場所なのでそこからの乗車をお勧めします。