蓮の花をイメージした大胆なデザインのシンボル的な存在。3フロアに21のギャラリースペースを擁し、総面積6,000平方メートルに及ぶArtScienceミュージアムでは、大掛かりな国際的展示や常設展示を開催しています。2011年の設立以来、ArtScienceミュージアムは「 タイタニック: アーティファクト エキシビション」、「アンディ・ウォーホル: 15分の永遠」、「ハリー・ポッター 展」、「恐竜: 出現から絶滅まで」、「ダ・ヴィンチ: 未来を造形する」、「The Deep」、「DreamWorks Animation 展」、「シンガポールの物語: 過去、現在、未来」、「コライダー」といった、特に人気の高い展覧会を開催してきました。
2016年3月12日にオープンした「未来の世界: アートとサイエンスが出会う場所」は、teamLabとのコラボレーションにより制作されたArtScienceミュージアムの新しい常設展示です。
Marina Bay SandsのArtScienceミュージアムは、2015年TripAdvisorエクセレンス認証を受賞しました。これにより、ミュージアムは、素晴らしい体験を提供するアトラクションとして世界中の旅行者が認めるごく限られたスポットの一つとして評価されたことになります。
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シンボル的建築: 歓迎のしるし
Marina Bayのウォーターフロント沿いに建つシンボル的なミュージアムでは、ArtScienceのテーマが生き生きと体現されています。
蓮の花を思わせるデザインのArtScienceミュージアムは名高い建築家モシェ・サフディ氏の設計によるもので、洞察力に富むLas Vegas Sands Corp会長シェルドン・アデルソン氏はその形を「シンガポールの歓迎を表する手」と称しています。
建物は、中央のユニークな円形のベースに支えられた10本の「指」の形をしています。 各指のデザインは各種のギャラリースペースを表し、「指先」の天窓が内側のカーブした壁面をドラマチックに照らします。
屋根から中央のアトリウムを通って雨水が流れ、35メートルにわたって小型のリフレクティングプールに水が滴り落ちます。 雨水は構内で再利用されます。
シンガポールのプロジェクトでこれまで使われたことのない、一般に高性能レーシングヨットに使用されるガラスファイバー強化ポリマー(GFRP)などの素材を使用して驚くべき景観の建築を実現しています。
ミュージアムの建築物としての特徴や、環境に配慮したデザインについて学びましょう。週末に行なわれる無料のファミリーワークショップと大人向けのツアーにぜひご参加ください。