29歳のエドワードは、シンガポールMICEアワードで今年の新進気鋭の人材賞を受賞しました。
SACEOS代表のリチャード・アイルランド氏とシンガポール政府観光局副局長(特別任務担当)が、マリーナベイ・サンズのエドワード・オンに今年の新進気鋭の人材賞を授与
エドワード・オンは、マリーナベイ・サンズの営業チームの最年少メンバーの1人です。彼は2018年の卒業後に統合型リゾートに入社し、マネジメント研修プログラムの下、複数の部署で経験を積んできました。インタビューでは、営業チームでの経験やこれまでに携わったさまざまなプロジェクトについて話を聞きました。
1. なぜこの部署で仕事をするようになったのですか?
私が営業チームに加わったのは比較的最近で、2022年10月にスペシャルイベント&エキシビションチームから異動してきました。私は、MICEのさまざまな部署を体験できる18か月間のマネジメント研修プログラムに参加していました。この経験により、この業界の仕組みをより深く理解することができ、もっとこの世界を知りたいという気持ちが湧いてきました。
2. 仕事では、どのように問題解決をしてきましたか?
私が携わった大きなイベントの1つ、Ecosperityでは、サステナビリティの観点からイベント体験を向上させる方法を考えなければなりませんでした。検討事項の1つがケータリングの内容だったのですが、一つひとつの食材についてサステナブルな供給元から調達できるかどうかを徹底的に検討しました。
また、昨年はMediacorp’s Star Awardsにも携わりました。私にとって大きな挑戦だったことの1つは、マリーナ湾のウォーターフロントで行われたレッドカーペットイベントでした。イベントプラザは公共エリアでもあり、複雑なスペースでした。注目を集める有名人が歩くレッドカーペットイベントは、リゾートの日常業務に支障をきたさずにスムーズにイベントを運営する方法を模索しなければならず、難しい仕事でした。イベント会社やセキュリティ部門と協力し、セレブリティの移動をスムーズに行い、観客が殺到しないよう安全運営計画を策定しました。
3. ホテル業界の若いプロフェッショナルにとってサステナビリティの重要性はどのようなものですか?
ニュースを読んで最新情報を得るだけでなく、会社からも、Events Industry Councilのサステナブルイベントのプロフェッショナル認定など、定期的な研修に参加させてもらっています。このような経験をさせてもらうことで、サステナビリティに積極的に取り組めるようになり、クライアントと関わる際にも、より広い視野でサステナビリティについて話をすることができます。
(写真提供:SACEOS)