スタッフの紹介: シャンカー
(マリーナベイ・サンズ、ロジスティクス&ビジネスサービス担当ディレクター)
マリーナベイ・サンズ

マリーナベイ・サンズの14周年を記念して、サンズ エキスポ & コンベンションセンターに加わった最初のスタッフであるシャンカーにスポットライトを当てます。

サンズ エキスポ & コンベンションセンターは、Singapore Tourism Awardsで3度の受賞歴を誇り、東南アジアで初めてサステナビリティのプラチナ認定を3つ取得しています。

マリーナベイ・サンズとサンズ エキスポの開業14周年を記念して、ロジスティクス&ビジネスサービス、コンベンションサービス担当ディレクターのシャンカーに話を聞きました。シャンカーはサンズ エキスポ & コンベンションセンターで最初のチームメンバーとして採用され、会場で開催されるイベントの複雑な企画運営に携わり、重要な役割を果たしてきました。

 

1. 15年前にマリーナベイ・サンズに入ったきっかけは何ですか?

サンズ ベネチアン マカオで2年間、ホテルの立ち上げに携わった後、キャリアの幅を広げたいと思い、2009年にマリーナベイ・サンズの開業準備チームの一員として入社しました。仕事を変わろうと思ったのは、メガプロジェクトのさまざまな部分にもっと関わり、会場ロジスティクス管理の分野で自分の専門性を磨きたいと思ったからです。

マリーナベイ・サンズでの仕事は、ロジスティクスにとどまらず、建設、安全プロトコル、規制遵守、運営エグゼキューションなど多岐にわたります。そのおかげでロジスティクスに関する知識や理解が深まり、サンズ エキスポのような大規模な会場につきものの多種多様な課題に対処するための多面的なスキルが身に付きました。

 

2. マリーナベイ・サンズで仕事をしてきた中で最も大きな挑戦は何でしたか?

一番思い出に残っているのは、マリーナベイ・サンズでの最初の数年間のことです。それまでにも会議場の立ち上げに携わった経験はありましたが、サンズ エキスポの規模やロジスティクス面での要求は、過去のプロジェクトとは比べ物になりません。

大変だったことの1つは、展示ホールに運搬車両専用の入り口がなく、各階にある3つのホールのエントランスが1つしかなかったため、慎重なプランニングが求められたことです。特に1日に複数のイベントが行われる日には、スケジュールの遅れにつながる可能性がありました。施設周辺の大きな交通渋滞を避けるためには、細心のスケジューリングと調整が必要になりました。

 

3. 2009年からマリーナベイ・サンズに勤務されていますが、何があなたの原動力になっていますか?

この15年間、サンズ エキスポが成長し、現在の素晴らしい施設になるのを目の当たりにしてきました。過去15年間にCommunicAsiaやTFWA Asia and Sea Asiaなどの大規模なイベントに携わることができたのは、私にとって大変やりがいのある経験でした。

私がここで過ごした間に、MICE(マイス)業界には数多くの変化がありました。こうした変化を受け入れ、オープンマインドで柔軟に対応していく必要性を感じています。私の原動力となっているのは、これまで多くの明確なビジョンを持つリーダーたちとともに働けたという貴重な経験です。彼らは未来を見据え、常に新しい技術を取り入れ、MICE会場としての価値を高めていく努力を続けています。