「Hidden/Depths」マルチメディアインスタレーション、ミュージアムの委託による「Hidden/Depths」マルチメディアインスタレーション、ミュージアムの委託による

「Hidden/Depths」マルチメディアインスタレーション

「Hidden/Depths」はオーストラリアのアーティスト、ライネット・ウォールウォースによるインタラクティブなインスタレーションです。 このインスタレーションは深海生物の標本、発光するガラス彫刻、海中に棲む発光生物の映像、NASAから入手した音声で構成されます。これらの要素が織りなすリアリティあふれる空間をUV懐中電灯を持って探訪し、神秘的なオブジェ、画像、暗闇に棲む生物を発見してください。

この作品では、海洋生物の種類の多様性といまだ未開拓の深海、特に生物発光(生物発光を行うイカや燐光を発する藻など、多くの深海生物が持つ光を放つ能力)に光が当てられます。

ミュージアムの委託による「The Deep」展の新しい展示「Hidden/Depths」の制作にあたって、ウォールウォースは、ガラスアーティストであり、技術者でもあるイギリスのMatt Joblint(同氏との協力によりこの作品に用いるガラス技術を開発しました)、シンガポールの優れた陶芸家集団Mudrock Ceramics、主に生物発光する海洋生物を研究している海洋生物学者Steve Haddock、蛍光タンパク質の利用研究を専門にしているAnya Salih博士(Haddock、Salih両氏とウォールウォースはかつて仕事を共にした経験があります)とのユニークなコラボレーションに着手しました。 このコラボレーションを通じて発揮された多様な能力は、驚異の海洋生物を嘆賞する「The Deep」展の体験に貢献しています。

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アーティスト ライネット・ウォールウォース

アーティストの略歴

ライネット・ウォールウォースは、没入型インスタレーションと映像作品で人と自然のつながりを描くオーストラリアのアーティストです。  インタラクティブなテクノロジーを多用し、ジェスチャーインターフェイスで観客を巻き込んで作品を作り上げます。

ウォールウォースの作品はこれまでにリンカーン センター、アメリカ自然史博物館(ニューヨーク)、サンダンス映画祭、オーストラリア現代美術センター、スミソニアン博物館、グリニッジ天文台のロンドン2012カルチュラル オリンピアード、オークランド トリエンナーレ、アデレード ビエンナーレ、ブライトン・フェスティバル、ウィーン フェスティバルなどで展示されました。 

また、ウォールウォースはArts Council EnglandからInternational Fellowship、Australia Council for the ArtsからNew Media Arts Fellowshipを受け、2010年には第1回Australian Film, Television and Radio School Creative Fellowshipを授与されました。 これまでに南イタリア、イラン、北イングランド、ニューメキシコなど世界各地でアーティスト活動を行ってきました。

HIDDEN/DEPTHS  ライネット・ウォールウォース2015

ガラス: Matt Jobling
セラミック: Mud-Rock Ceramics
ビデオ: Steven Haddock、 Monterey Bay Aquarium Research Institute
  Anya Salih、University Western Sydney、Confocal Bio-Imaging Facility
サウンドミックス: Liam Egan
再生: Pete Brundle
剥製師: Alan Gottini
サウンドファイル: NASA Audio Collection
  JFK Library、Audio Files
制作: Jerry Gunn、Together Projects