ミュージアムのFUTUREEVERYTHING SINGAPORE

2015年10月17日~18日

FutureEverythingは、1995年に設立された、デジタルカルチャーについての受賞歴のあるイノベーションラボ。毎年フェスティバルを開催しています。 20年にわたり、デジタルな議論の中心的テーマとなっている、テクノロジーと社会と文化の接点を探ってきました。 今年、ミュージアムはFutureEverythingと共同で、シンガポール初の大規模なデジタルフェスティバルの一環として様々な主要アクティビティを実施します。 このフェスティバルでは、シンガポールのデジタルカルチャー促進に関する一般参加型の議論を通じて、スマート国家のテーマを探り、市民と統治、芸術、デザイン、テクノロジーにとっての可能性を検証します。また、様々なコンファレンスやライブイベント、体験型セッションが予定されており、シンガポール国民、観光客、国際的なアーティスト、思想的グローバルリーダーなど、数千人規模の集客が見込まれています。

マンチェスターで毎年フェスティバルを開催している、デジタルカルチャーについての受賞歴のあるイノベーションラボ、FutureEverythingとシンガポールの情報通信開発庁(IDA)の提携によって開催されています。 このフェスティバルはアンブレラプログラム、Festival of Techの下で開催されています。

 

10 – 18 October 2015

Talk to the objects in this near-future interactive urban experiment which encourages everyone to rediscover their local environment, share memories of their city and uncover the stories that others have left behind. Look out for the Hello Lamp Post signage across the city including the waterfront promenade around ArtScience Museum. Visit the Hello Lamp Post Info Point at the ArtScience Museum lobby to find out more.

See Hello Lamp Post at the FutureEverything website.

FutureEverything Singapore: Signals of Tomorrow Innovation Lab

2015年10月17日(土曜日)~18日(日曜日) | 午前10時~午後7時
ArtScienceギャラリー(4階)

土曜日から日曜日まで、ArtScienceミュージアムでは市民の皆さんに、自分のイメージするシンガポールについて、楽しくクリエイティブな対話をしてもらう参加型アートプロジェクトの初期プロトタイプを開催します。 これらのプロトタイプは、FutureEverythingシンガポールのSignals of Tomorrow Innovation Labが初期段階で成し遂げたものです。同ラボは、テクノロジーとスマート国家の未来を人々が心に描くようにするにはどうしたらよいかについて、創造力溢れる方法を考案することを目指しています。

詳細についてはこちら

FutureEverythingカンファレンス: Signals of Tomorrow

2015年10月17日(土曜日) | 午前10時15分~午後7時
Expression Gallery(4階)

スマート国家とは何か。そしてスマート市民になるということは何を意味するのか。 アーティスト、デザイナー、未来学者、市民のイノベーターは、都市、経済、インフラの織りなす世界に組み込まれていくテクノロジーとどのように接しているのか。 FutureEverythingコンファレンスでは、生活、仕事、遊びがテクノロジーによってどのように根本的な変貌を遂げたかを検証し、社会と文化におけるスマートテクノロジーの場でシンガポールの国民的な議論の活性化を図ります。 

講演者: ウスマン・ハク / ダン・ヒル / サラ・ワトソン / スコット・スミス / アンドレア・ナネッティ / シェリル・チャン / トン・イー / アレクサンドラ・デシャン・ソンシノ / アイーシャ・カンナ。

 

講演者のプロフィール:

スコット・スミス

スコット・スミス

かすかな変化のシグナルを特定し、解明することを目的とした研究所兼リサーチコンサルタント会社Changeistを創設した未来研究家。 Changeistを立ち上げる前は、ノキア、フォード、モトローラ、日産、BP、キャドバリーといった企業を顧客とする未来と革新の企業Social Technologiesで、リサーチアプリケーション部門を統括するとともに未来研究に従事。 社会、文化、経済の動向を解明してきた20年の経験から、現在の世界を根幹とする数多くの潜在未来に対して独特の洞察を提供しています。 ナラティブデザインや物語を使って、物どうしのつながりやビッグデータ、シェアリングエコノミー、先見性の先にあるまだ見ぬ予想外の結果を探り、世界中のデザイナー、アーティスト、ライターたちとともに将来起こり得るシナリオを作り上げています。
ダン・ヒル

ダン・ヒル

イギリスのFuture Cities Catapultの未来部門のエグゼクティブディレクター。 デザイナーであり都市計画専門家でもある彼は、これまでにファブリカ、SITRA、アラップ、BBCで指導的立場を務めてきました。 「Dezeen」、「Domus」、「Volume」といった雑誌に定期的に寄稿しているほか、「City of Sound」という有名なブログも書いています。 デザイン、テクノロジー、都市、メディア、人々の統合を中心としたキャリアを通じて、人気が高く批評家にも絶賛される数多くの革新的な製品やサービス、環境、戦略、チームを形にしてきました。

イタリア、トレヴィゾを拠点とするコミュニケーションリサーチセンターであり学際的なスタジオでもあるベネトングループ企業、ファブリカのCEOを務めた経験もあります。

サラ・ワトソン

サラ・ワトソン

技術評論家であり、ハーバード大学の「インターネットと社会のためのバークマンセンター」の特別研究員も務めるサラ・M・ワトソン。 私たちは、個人情報や、経験を形にするアルゴリズムを受け入れ、理解し、解明しようとしていますが、彼女の研究ではその方法を探求。 ウェアラブルセンサーやモノのインターネットなど、デジタル処理されたシステムからのデータを企業や政府、個人が使用する方法を研究しています。 また、大衆文化における技術的変化について世論を喚起し、影響を与えています。 そして先端技術にどっぷり浸ることで、その個人的な影響を身をもって理解しようとしています。 これまで、「The Atlantic」、「Al Jazeera America」、「Wired」、「Harvard Business Review」、「Slate」などに寄稿。
ウスマン・ハク

ウスマン・ハク

Umbrelliumの共同設立者であり、モノのインターネットの検索エンジンThingfulを作ったチームの一人。 その前には、モノのインターネットのデータインフラやコミュニティプラットフォームPachube.comを立ち上げました。Pachube.comはその後2011年にLogMeInに買収されています。 事業計画立案の経験を積んだ彼は、レスポンシブ環境、インタラクティブなインスタレーション、デジタルインターフェイスデバイスなど、世界各地で数多くの市民参加型の取り組みを手掛けています。 物理的な空間と、そこに命を吹き込むソフトウェアやシステム、その両方のデザインと工学を得意としています。 2005年までは、Haque Design + Researchで研究を指揮するかたわら、ロンドン大学バートレット建築校のインタラクティブ建築ワークショップで教鞭をとっていました。 イギリスのデザインミュージアムの2008年デザインオブザイヤー賞(インタラクティブ部門)、2009年のワールドテクノロジー賞(アート部門)、日本の文化庁メディア芸術祭優秀賞、アジアデジタルアート大賞展大賞を受賞。
シェリル・チャン

シェリル・チャン

シェリルは、すべての人により良い世界を作る責任があるという信念の下、戦略と未来の分野でキャリアを築いてきました。 ここ8年間は、シンガポール政府の複数の省庁で未来関連プロジェクトを指揮。 彼女の研究の中心は、技術と経済と規制の各政策の接点に関する未来研究、そして政策立案者のための未来思考の能力開発です。 シェリルが未来分野の仕事に最初に出会ったのは、2007年に通商産業省が新しいFutures Groupのパイオニアチーム結成のためにスタッフを探していたときでした。通商産業省の次は、首相室の下の戦略的政策室に移り、その後交通省へ。そこでは、首相の未来関連業務の立ち上げに貢献し、自律走行車のための政策の枠組み作りを指揮しました。 最近は教育分野に移り、リー・クアンユー公共政策大学院の戦略的計画部門を預かっています。 日中の仕事以外にも、Conjunct Consultingのプロジェクト総括責任者として社会分野の顧問を務めています。 また、データ主導の対話の余地を広げ、シンガポールの未来のためにより良い集団的決定をサポートしようと考える無党派グループQuad Researchの共同設立者の一人でもあります。
アンドレア・ナネッティ

アンドレア・ナネッティ

中世およびルネッサンス期の研究で教育を受けた歴史学者。 ボローニャ大学でラウレア学位と博士号を取得。 ほかにもケルン大学、パリ第1大学(ソルボンヌ)、パリ第10大学(ナンテール)、国立ヘレニック研究基金(アテネ)、ウィーン大学、米国のブラウン大学で研究を進めてきました。 彼の主な研究テーマは、遺産解釈のプロセスの革新と変革です。 彼は学者として、地域における人と遺産と風景の仕組み、国における芸術と遺産と政策の関係、大陸横断的な遺産ネットワークのグローバルな歴史の研究に、学際的な手法を応用しています。 現在は、シンガポール南洋理工大学の准教授であり、上海交通大学建築文化財保護国際研究センターの副センター長(国際関係)でもあります。
アイーシャ・カンナ

アイーシャ・カンナ

スマート都市開発からブランド戦略まで多方面でのイノベーションにおいて15年以上にわたり最先端で活躍してきた、教育、テクノロジー、都市化現象の専門家。 The Keys AcademyのCEOであり共同設立者でもあります。The Keys Academyは、これまでになかった富裕化を担う中枢機関として、大手企業でのエクスターンシップという独自のモデルを展開し、中学生に自分の能力を21世紀の重要産業に生かす機会を提供しています。 企業向けにデジタルプラットフォームやeラーニングコンテンツを提供するプロバイダーApplied Skillsの会長も務めています。 この会社の主力製品SmartWorkは、クラウドベースの職業訓練カリキュラムを提供するプラットフォームです。 アイーシャは、先端技術とその社会的、経済的、政治的な意味を分析する研究および顧問グループHybrid Reality Instituteの共同設立者でもあります。 また、21C GIRLSを立ち上げ、シンガポールの少女たちにプログラミングやロボット工学のクラスを無料で提供しています。 Humanity+の顧問委員会にも所属しているほか、倫理および先端技術研究所の特別研究員、大西洋評議会の戦略的展望イニシアチブの非居住者上級特別研究員も兼任しています。
アレクサンドラ・デシャン・ソンシノ

アレクサンドラ・デシャン・ソンシノ

モノのインターネットを主なテーマとするインタラクションデザイナー、プロダクトデザイナー、起業家。世界的に講演を行っています。 モノのインターネットの思想的リーダー トップ100(Onalytica、2014年)で2位に輝いたほか、ツイッターで影響力の大きい技術系女性トップ100(Business Insider、2014年)や、知っておくべきIOTインフルエンサー トップ10(Dataconomy、2015年)にもランクイン。 スマートプロダクトデザインスタジオTinker Londonの共同設立者であり、CEOも務めていました。 彼女の作品は、ニューヨーク近代美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界各地のギャラリーで展示されてきました。 アレクサンドラは、物どうしのつながりを扱った作品の中で、遠く離れて暮らす愛する人とのシンプルなコミュニケーション手段となる「Goodnight Lamp」などのプロジェクトを通じて、最先端のデザインに人とのつながりを込めることを追求してきました。 つながりのあるイノベーションの実現について最先端の意見を提唱することで、デザインと工学のコミュニティを統合し、市民レベルのイノベーションの全国的な発展に貢献してきました。
PAN Studio

PAN Studio

デザイナー、デベロッパー、エンジニアのグループで構成される体験製作スタジオ。彼らは、刺激的な体験を提供するイベントやインスタレーションの創作、そして直感的に扱えて効果と満足感の高いユーザー中心の製品やシステム、サービスのデザインという重複する2つの分野に注目し、高い能力を示しています。 PAN Studioは、遊び心あふれる市民参加にこだわり、「Hello Lamp Post」というコラボレーティブプロジェクトを成功させ、公共スペースのためのクリエイティブなアイデアの表彰を目的とした第1回目のPlayable City Awardを受賞しました。
トン・イー

トン・イー

元は南洋ジュニアカレッジでジェネラルペーパーを教えていました。 2007年にシンガポールの留年学生に授業をする地域社会福祉プログラムを立ち上げ、その後School of Thoughtを共同設立。民間および公的部門の双方で教育や市民学習のイノベーションを促進し続けています。 トン・イーの夢は、市民学習を通じて社会革新を促進し、次世代の思想的リーダーや若き変革者を育てることです。 School of Thoughtは創立以来進化し、現在はThe Thought Collectiveとなりました。 成長している社会的企業5社が参加するこの組織は、社会資本および情的資本の構築で評判が高く、シンガポールの社会革新を牽引しています。
ドリュー・ハメット

ドリュー・ハメット

アーティスト、学芸員、学術研究者。 FutureEverythingの創設者であり、クリエイティブディレクターでもあります。ダンディ大学のダンカン オブ ジョーダンストン カレッジ オブ アート&デザインの准教授、ダンディフェローも務めています。 デジタルカルチャーとイノベーションの分野での彼の研究は、20年にわたりニューヨークタイムズやBBC、NBCで数多く取り上げられてきました。また、芸術、テクノロジー、ビジネスの各部門で、Lever Prize 2010(受賞)やPrix Ars Electronica 2008(入選)をはじめさまざまな賞で高く評価されています。 emotoによる2012年ロンドンオリンピックのデータの視覚化、オープンデータ都市、グレーターマンチェスターのデータストアDataGMといったプロジェクトに従事。 マンチェスターイノベーショングループの一員であり、芸術、科学、テクノロジーの専門誌「Leonardo」の編集委員会にも所属しています。 1999年にランカスター大学で博士号を取得。2009年には英国王立芸術協会の特別研究員に、2010年にはアイビームのレジデント(米国)に選ばれました。ジョエリ・ブレアリー | プロジェクトマネージャー