ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで『シンガポールガーデンフェスティバル2018』開催中

マリーナベイ・サンズに隣接しているガーデンズ・バイ・ザ・ベイでは、現在『シンガポール ガーデンフェスティバル 2018』を開催中(2018年7月23日~8月3日)。ふだんからガーデニングやフラワーアレンジメントに親しんでいる方はもちろん、ご家族連れの皆さまにもおすすめの華やかなイベントをご紹介します。

本物の緑に覆われた約50メートルの高さの巨大人工ツリー「スーパーツリーグローブ」で知られるガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、まるで都心にあることが信じられないくらい広々とした、ユニークな植物園。これまでに2000万人以上が訪れ、今やシンガポールのランドマーク的存在です。

シンガポールの国花であるランは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで栽培されている数多くの植物たちの中でもかなり重要な存在。シンガポール ガーデンフェスティバルの目玉は、このランをふんだんに使った展示の「オーキッド エクストラヴァガンザ」。今年はシンガポールの映画監督ロイストン・タンが演出を担当しています。プラナカンスタイルの商家がモチーフになっており、プラナカン文化の特徴であるカラフルな色使いのランで表現されています。なお、プラナカンとはシンガポールやマレーシアなどマラッカ海峡を中心としたエリアに残る、中国人移民と地元マレー人の子孫たちがつくり上げたユニークな文化のこと。


会場ではプラナカン文化の中でも特に有名な、プラナカンビーズ刺繍のデモンストレーション(8月4日、11日午後12時30分〜午後6時)が予定されています。このほか、花とグリーンをふんだんにあしらったテーブルデコレーションやバルコニーガーデン、国際色豊かな著名フローリストやガーデナーによる最新のフラワーアレンジメント、インテリア、ガーデニングデザインなども展示されています。


少し歩き疲れたら、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内のみずみずしい緑を望むバラエティ豊かなレストランやカフェでひと休み。フェスティバル期間中は、さらに500席規模の飲食ブースも用意されています。シンガポールチキンライス、ラクサ、ヴェトナムのフォーなどアジア各地の食から、お子さまの大好きなピザやハンバーガー、アイスクリームまで、ご家族みんなで楽しむことができます。

また、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、水遊びスポットのウェットプレイ・エリアやアスレチックが楽しい「チルドレンズガーデン」(月曜日休業)も併設されており、お子さまも走り回ることのできる広々とした楽しいスポットです。ウォーターパークのご利用には、お子さま用水着のご持参をどうぞお忘れなく。



ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外庭園は入場無料ですが、シンガポールガーデンフェスティバルの入場にはチケットが必要です(大人33シンガポールドル、子ども20シンガポールドル)。料金には、フェスティバル会場「フラワードーム」および「クラウドフォレスト」の入場料が含まれます。チケットはオンラインのほか、MRベイフロント駅そばチケットカウンター、または、フラワードーム前チケットカウンターで購入可能です。

シンガポール ガーデンフェスティバル2018は、7月23日から8月3日まで開催中
この期間にシンガポールにお越しになるなら、ぜひお見逃しなく。



Gardens by the Bay

アクセス情報:

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへのアクセスには車、バス、および地下鉄(MRT)が利用可能です。最も便利なのは、地下鉄サークル線あるいはダウンタウン線に乗ってベイフロント駅(CE1/DT16)で下車、出口Bから地下道を通って徒歩5分です。

この他にも、マリーナベイ・サンズのホテルタワーに繋がっている高架橋(毎日午前8時~午後11時利用可能)を通ってアクセスすることもできます。アートサイエンス・ミュージアム最寄にいる場合は、へリックス・ブリッジの下をくぐってまっすぐ進むとガーデンズ・バイ・ザ・ベイのドームに通じています。

開園時間 : 毎日午前5時~午前2時。屋外ガーデンおよびチルドレン・ガーデンは入場無料。フラワー・フォームおよびクラウド・ドーム、ならびにOCBCスカイウエイは毎日午前9時~午後9時、入場料がかかります。