シンガポールの通貨・両替・GST(消費税)・チップなどについてシンガポールの通貨・両替・GST(消費税)・チップなどについて
 

シンガポールの通貨・両替・GST(消費税)・チップなどについて

 26 April 2021

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シンガポールのホテルの宿泊料金やレストランでの食事の代金、交通機関の料金の内訳は様々な税制によって定められています。 日本のシステムとは多少異なるため、旅行中に「え、何で金額が違うの?」と戸惑う場面に遭遇するかもしれません。そんな時に困らないよう、シンガポールの消費税やサービス料、妥当な物価などについて覚えておくと便利なガイドをご用意しました。 

シンガポール通貨の種類

シンガポールの通貨単位はシンガポールドル(S$)とセント(¢)です。S$1 = 約83円(2018年2月現在)。一般的に流通している紙幣は2ドル、5ドル、10ドル、50ドル、そして100ドルです。このほかにも500ドルや1000ドル、さらには1万ドルの紙幣も存在しますが、目にすることはまず滅多にありません。一方硬貨では5セント、10セント、20セント、50セント、そして1ドルが流通しています。新旧硬貨および紙幣が平行して流通しているため、一瞬手触りやサイズ、デザインが微妙に異なり(新紙幣はプラスチック紙幣)、あれっ?と思うこともありますが、どちらも同じように使えます。
 
シンガポールドル

 

ホーカーセンターとかでクレジットカードは使えるの?

なお、殆どのホーカーセンターやフードコートではクレジットカードが使えないため、小額紙幣や硬貨を持っていると便利。

1万円札が当たり前の日本とは少し異なり、タクシーやフードコートで100ドル紙幣を出すとおつりの用意がない、と断られてしまう場合もあるので、持ち合わせにはできるだけ50ドル以下の小額紙幣を多く揃えておくことをおすすめします。ちなみに、シンガポールの1ドルコインは8角形の形をしていて、風水的に大変縁起が良いとされているので、お土産に、そしてシンガポール旅行の記念として1枚残してお財布に忍ばせておくと良いかも知れません。
 

 

シンガポールの両替事情


空港で両替

日本円からシンガポールドルへの両替は、日本国内ではなくシンガポールに到着してからがおすすめです。到着時にチャンギ国際空港の到着フロアに複数ある銀行の両替窓口(UOBなど)の両替窓口で簡単・便利に両替できます。為替レートは両替窓口の正面に電光掲示板で表示されており、さらにレートも適正ですので安心して利用できます(銀行により多少レートが異なることはあります)。

都内で両替

このほかにも、シンガポール市内にはオーチャードロード沿いはもちろん、ショッピングセンター内や人気の観光スポットなど都内中に両替所がたくさん。公認両替所(Licensed Money Changer)であることを確認して利用しましょう。中でもおすすめは、シンガポールの都心に位置し、シンガポールの金融街として有名なRaffles Placeエリアです。Shenton Way (シェントン・ウェイ)と呼ばれる為替の変動に敏感なビジネスマンが集まる金融街だけあって、信頼性の高い両替所が数多く集まっています。

ホテルで両替

空港や街中で両替するチャンスをうっかり逃してしまっても、ご安心ください。シンガポール島内ほとんどのホテルの窓口でも両替サービスを提供しています。

クレジットカードから海外キャッシング

手持ちの日本円も使い切ってしまった場合の最終手段といえば、クレジットカードを使って銀行ATMからシンガポールドルを引き出す海外キャッシング。VISAなら「PLUS」、MasterCardなら「Cirrus」マークのあるATMを利用することができます。 DBS銀行 (シンガポール国内最大手の銀行)のATMなら、どちらにも対応しているので安心してご利用いただけます(ご利用銀行によっては海外キャッシングに手数料がかかる場合があります)。

マリーナベイ・サンズで両替

・フロントデスクでの両替
24時間対応しておりますが、レートは他の場所よりもさほど良くありません。
もし、急用でお金が必要になった際に利用すると良いかもしれません。

・Far East Exchange(両替所) 場所:ショッピングモールの1階 または ホテル内コーチベイ階
どちらの両替所も午前10時半から深夜11時まで営業しているので、お買い物に夢中になってうっかり手持ちのシンガポールドルを使いきってしまっても大丈夫!

・カジノ内の両替所
カジノ内にも両替をする所がありますので、ゲームをプレイする場合は是非カジノ内の両替所をご利用下さい。

ザ・ショップス・アット・マリーナベイ・サンズ内にある両替サービス Far East Exchange

 

シンガポールにチップの習慣はあるの?

元イギリス植民地だったこともあり、シンガポールにもチップの習慣があるのでは、と思う方も多いようです。ご安心ください。シンガポールには、日本同様チップの習慣はありません。もちろん、マリーナベイ・サンズ内のセレブリティシェフレストランやそのほかのお店でも、チップは一切無用です。

サービス料金(Service Charge) 10%とGST 7%について

シンガポールのホテルやレストランでは、通常メニューの代金にサービス料10%とGST(消費税)7%を加算した金額が支払いの総額になります。
あらかじめ10%のサービス料金が加算されています。さらにGSTと呼ばれる7%の消費税が加算されるため、正味の支払い金額はメニューなどに表示されている金額に対して17%加算した金額になります。
(例)シンガポールのメニューなどで"S$100++"など、プラスのサインが金額の後ろに2つ付いて表記されているのは、「サービス料金(10%) + 消費税(7%)」という意味になります。この場合100ドルの金額に対し117.70ドル支払いをする必要があります。

レシートには料金に加えて「++」や「+++」といった表記がされている場合があり、一つ目の「+」は税率10%のサービス料を、二つ目の「+」は税率7%のGSTを表しています。三つ目の「+」は税率1%のGovernment TAX が加算されたことを表しています。

10%のサービス料金は支払わなければいけないの?
メニューにサービス料金が加算されていることがあらかじめ明記されているレストランに入って注文した以上は、店のサービスに満足しなくても支払わなくてはなりません。

シンガポールでチップを渡す場合には?

基本、チップの慣習がないシンガポールですが、レストランや、ホテルで荷物を運んでくれたホテルスタッフ、または部屋の掃除をしてくれるハウスキーピングなどに対しては例外的にチップを渡すことが奨励されています。ただし、あくまでも「心付け」ですので、チップをあげないとマナー違反ということにはなりません。
予想外に嬉しいサービスを受けた場合には、感謝の印としてぜひチップを渡したい、という場合もあるでしょう。そういう時には、相手に直接そっと手渡すのがスマートです。その際には、コインよりも最小紙幣である2ドル札以上を使うのがおすすめ。

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