博物館は、シンガポールを探検しているとき、暑さをしのぐ(雨を避ける)のにちょうど良い施設です。また、この島の歴史や文化について学ぶことのできる素晴らしい場所でもあります。シンガポールの主要博物館以外にも、街の小さな博物館やギャラリーは楽しい気分転換になり、世界中探しても知り得ない宝物や情報が隠れています!
シンガポールで有名な小博物館のひとつがMINTおもちゃ博物館です。1800年代半ばから1900年代半ばまでのヴィンテージ玩具や懐かしいおもちゃが3,000個以上収められています。さらにすごいのは、おもちゃすべてが独身男性チャン・ヤン・ファの個人コレクションであることです。テディベア、アジアのヴィンテージ玩具、ブリキ缶やエナメルの看板、ポップカルチャーやコミックスの人形、おもちゃ、フィギュアなどが展示されています。建物自体も、建築ファンが喜ぶような素晴らしい建物で、建築の国際的な賞を受賞しています。
デザイン愛好家の方は、マックスウェル・ロードにあるレッド・ドット・デザイン・ミュージアムがおすすめです。150か国以上の製品やコミュニケーションデザインが1,000点以上展示されています。国際的なレッド・ドット・デザイン賞を受賞した作品や、近未来的なデザイン、説得力のあるデザインといった幅広いテーマから厳選された作品が展示されています。
シンガポール・タイラー・プリント・インスティチュートは、現代のプリント&ペーパーアート作品を紹介している小ギャラリーです。芸術家を招聘し、さまざまな手法や素材を使って実験的な創作活動を行う国際的なアートプログラムも主催しています。
もっと変わったシンガポール体験を求めて都会を飛び出したい気分なら、アジアや世界中から集めた現代アート作品が野外に展示されている、ギルマン・バラックスをチェックしてみてください。また、島の東側にある忌まわしき戦争捕虜収容所チャンギ刑務所の跡地には、チャンギ博物館とチャペルが建っています。生存者と戦死者の両方を称え、日本軍占領期の英連邦軍兵士が埋葬されています。