プルデンシャルアイアワードについて

アジアの現代美術における最も優秀な新進アーティストのほか、アジアの現代美術の振興に貢献している展示会、ギャラリー、施設、美術評論家を表彰するプルデンシャルアイアワード。今回で3回目となるこの輝かしいアワードは、2016年1月19日Marina Bay Sandsのサンズ・シアタで開催されました。

2015年の大賞に輝いた日本のグループChim↑Pomの飛躍的な成功に続き、2016年は、デジタル/映像、インスタレーション、絵画、写真、彫刻という表現手段の異なる5つのカテゴリーから選ばれた合計15組のアーティストをご紹介しました。

各カテゴリーの受賞者には、2万米ドルの賞金と特製トロフィーが贈られました。また、これらの受賞アーティストの中から大賞が選出され、3万米ドルの賞金が贈られるとともに、ロンドンのサーチギャラリーのSTARTでの個展の機会も与えられました。

今年の授賞式ではさらに4つの特別賞も表彰。「Best Asian Contemporary Art Institution」賞、「Best Exhibition of Asian Contemporary Art」賞、「Lifetime Achievement Award for Asian Contemporary Art」賞、そして「Award for Visual and Popular Culture」賞。今回初めての試みとして、最初の2つの賞は一般投票で決定されました。

今年の授賞式で大賞に輝いたのは、元カンボジア難民のSareth Svay。大賞の「Overall Best Emerging Artist for Contemporary Asian Art」賞と彫刻部門の「Best Emerging Artist」賞を受賞しました。彼のアート活動は難民キャンプで過ごした経験が土台となっており、カンボジアの社会的および政治的な歴史をテーマとした彫刻やパフォーマンス、インスタレーションなどの作品づくりを行っています。Sareth Svayの受賞作品は、彼の国の歴史を詩的で個人的な表現でさりげなく巧妙に伝えています。

プルデンシャルアイアワード2016の受賞者:

彫刻部門の「Best Emerging Artist」賞および「Overall Best Emerging Artist」賞
(Sareth Svay)

デジタル/映像部門の「Best Emerging Artist」賞
(Nguyen Trinh Thi)

インスタレーション部門の「Best Emerging Artist」賞
(Huang Po Chih)

絵画部門の「Best Emerging Artist」賞
(Manish Nai)

写真部門の「Best Emerging Artist」賞
(Shumon Ahmed)

プルデンシャルアイアワードと受賞者の詳細については、「プルデンシャルアイアワード2016」のページをご覧ください。