Benjamin Sheares Bridge SingaporeBenjamin Sheares Bridge Singapore

シンガポール市内にかかる橋群

シンガポールには非常に多くの水流や小川の支流があるため、橋が多いのもうなずけます。それぞれの橋には、それぞれの伝説や物語があります。
Benjamin Sheares Bridge Singapore
シンガポールのチャンギ国際空港から市街地に向かうとき、海底トンネルを通って中央ビジネス地区へ抜けるか、ベンジャミン・シアーズ・ブリッジを渡ることでしょう。シンガポールの第2代首相ベンジャミン・シアーズの名前にちなんで名づけられたこの橋は、街の東部と西部の高速道路をつなげています。橋の優雅な曲線からは、シンガポールの摩天楼の壮麗な眺めを楽しむことができます。全長約2km、高さ20m、シンガポールで最も長く、最も高い橋となっています。この橋の最大の特徴は、シンガポールの国土を広げるために海を干拓した土地の上に建てられていることです。ベンジャミン・シアーズ・ブリッジがシンガポールのシンボル的存在であることは、シンガポールの旧50ドル札に描かれていることからうかがい知ることができます。
Anderson Bridge Singapore
シンガポールにある橋のすべてが、ベンジャミン・シアーズ・ブリッジほど長いわけではありませんが、人の心を引きつける歴史や物語のある橋ばかりです。ジョン・アンダーソン卿の名前に由来するアンダーソン・ブリッジは、1910年に自動車用の橋として開通しました。北岸の行政地区と南岸の商業地区を結ぶ橋として建設された全長70mのこの橋は、シンガポールで最も活気あふれるエリアをつないでいます。移動の円滑化を促進するために建設されましたが、第二次世界大戦中には、市民的非服従に対する警告として、犯罪者の切断した頭部を橋の欄干から吊るすなど、恐ろしい用途に使用されていました。白い金属の骨組みや構造によって、遠くからでも橋を見つけることができます。橋は、今でもシンガポール川をまたぐ自動車用の橋として使用されており、F1シンガポールグランプリのコースの一部にもなっています。
Cavenagh Bridge Singapore
カベナ橋は、シンガポールで3番目に古い橋で、国内に残る唯一の吊り橋です。イギリス海峡植民地の知事を務めたカベナ卿にちなんで名づけられましたが、それ以前は、エジンバラ公のシンガポール訪問を記念してエジンバラブリッジと呼ばれていました。1870年代に開通するまで、人と牛がシンガポール川を渡るには、小舟を利用するしかありませんでしたが、この橋の建設によって、歩いて渡れるようになりました。1910年代、馬や牛、3CTW(帝国単位、約152kg)以上の乗り物で橋を通行しないよう警告する注意書きが、警察から出されました。その注意書きは今もそのまま残されています。
Alkaff Bridge Singapore
陽気でカラフルなデザインのアルカフ橋は、シンガポールの港湾エリアに住む人々と、飲食街が集まるロバートソン・キーで飲み騒ぐ人々の歩行者用のとして建設されました。1997年に開通して以来ずっと使用されています。橋を飾る2,350のステンシルには、様々な色が使われていることから、アートブリッジとも呼ばれています。
Marina Bay Sands
アラカフ橋が芸術に対する賛辞であるならば、へリックス・ブリッジは科学への敬意を表しています。以前はダブル・へリックス・ブリッジと言われていたこの歩行者用の橋は、マリーナ・センターとマリーナ・ベイを結ぶ橋として2010年に開通し、車両用の橋も併設されています。マリーナ湾に沿って架けられたヘリックス・ブリッジからは、アートサイエンス・ミュージアムや最近できたユニークな建物群のゴージャスな景色が一望できます。橋自体も、二重らせん構造や、メッシュ構造、DNA塩基(C、G、A、T)のペアを表現したデザインなど、一見の価値があります。デザインやエンジニアリングに関する賞をいくつか受賞しており、デジタル時代を突き進むシンガポールのシンボル的存在です。