アートサイエンス・ミュージアムの「INTO THE WILD:バーチャルネイチャーの世界へ」アートサイエンス・ミュージアムの「INTO THE WILD:バーチャルネイチャーの世界へ」

INTO THE WILD:バーチャルネイチャーの世界へ

NOTICE

Please note that the cinematic experience for Into the Wild on Level 4 (Inspiration Gallery) will be temporarily unavailable for viewing from 17 – 20 July 2019, (Wednesday to Saturday) due to a Moongazers Special Event  in celebration of the 50th Moon Landing anniversary. Screenings will resume from Sunday, 21 July 2019 at 10am.

「INTO THE WILD:バーチャルネイチャーの世界へ」は、2019年6月30日、正式に開催を終了しました。2017年に開催を開始して以来、同プロジェクトは、アートサイエンス・ミュージアムに来館されたお客様に森林の重要性について啓蒙し、森林破壊の原因に関する認知を高め、素晴らしい成功を収めました。志を同じくする技術パートナーであるGoogleおよびLenovo、そして知識や保全に関するパートナーである世界自然保護基金(WWF)と協働し、現実世界における熱帯雨林の再生に大きな影響を与えました。来館者の皆さまにより、スマトラ島のリンバンバリンに1万本以上の木を植林し、生態系の動植物に影響を及ぼすことができました。

今でも、来館されたお客様は、シンガポールでトップの映画監督ブライアン・ゴソン・タン監督が制作した実体験のように感じられる映画のような映像を通じて、東南アジアにおける自然遺産の豊かさと脆さについて学ぶことができます。短編フィルムは、引き続きアートサイエンス・ミュージアムの4階で上映されます。

映像体験にどっぷりと浸かってください

シンガポールでトップの映画監督、ブライアン・ゴソン・タン監督による作品 最新のアニメーションとプロジェクションマッピングを使用して、デジタルアドベンチャーのバーチャルリアリティーから壮大なスケールの没入型映像体験へと移行するバーチャルアートの世界をお楽しみいただけます。

作品には、バーチャルアドベンチャーで取り上げられたセンザンコウ、バク、ネズミジカ、オランウータン、トラという5種類の動物の生息地が取り上げられています。探検家でナチュラリストのアルフレッド・ラッセル・ウォレスやメキシコ人壁画家ディエゴ・リベラの作品に着想を得たタン監督の映画は、創生から破壊、再生までの動物の変化を雄弁かつ詳細に描いています。


ブライアン・ゴトーン・タン氏

ブライアン・ゴソン・タン監督について

シンガポールで最も才能のある現代アーティストとして高い評価を得ているタン監督は、受賞歴を持つ数多くの作品はもちろんのこと、シンガポール独立記念日パレードなどのイベントのビジュアルアートを担当することでも知られています。これまでにカンヌ映画祭やヴェネツィア ビエンナーレ国際建築展、シンガポール ビエンナーレ、上海万博を始め、世界各地の多数のフェスティバルでも上映・展示されてきました。マルチメディアを大胆に駆使したその手法は世界的に高い評価を得ています。2005年、2008年、2012年、2016年にTheatre Awardsを受賞。また、2012年にはYoung Artist Award、最近では2015年にSingapore Youth Awardを受賞しました。