アーティストインスタレーション - 質量の贈り物

質量の贈り物

2012年、難解なヒッグス粒子の発見から数ヵ月後、イタリア国立核物理学研究所(INFN)は、この功績の重要性を広めるために「質量の贈り物」を考案し、embrio.netグループとパオロ・スコッポラと共同でこれを実現しました。 

観客が自分の質量を得るというありえない体験を提供する、臨場感あふれるオーディオビジュアルインスタレーション。 素粒子が質量を持たず、区別なく動き回っていた宇宙から、目に見えない海、ヒッグス場を通じて質量が形成された宇宙に至るまでをバーチャルに体験できます。

制作:
イタリア国立核物理学研究所(INFN)

コンセプトと科学プロジェクト:
ビンチェンツォ・ナポラノ、アントネッラ・バラシン
INFNコミュニケーション部門

オーディオビジュアルプロジェクト:
embrio.netとパオロ・スコッポラ

アーティストインスタレーション - 「質量の贈り物」、Marina Bay Sandsのミュージアムのコライダー展

イタリア国立核物理学研究所について

イタリア国立核物理学研究所(INFN)は、物質の基本的な構成要素と関連する法律の研究を専門とするイタリアの研究機関です。 

2007年以来、INFNコミュニケーション部門では、科学の概念を視覚的に表現して一般に広く伝えるために、芸術的な伝達手段や最新テクノロジーを活用しています。 これまでに、ビジュアルアーティストやインタラクションデザイナーと共同で、芸術と科学の接点となる、マルチメディアを使用したインタラクティブなインスタレーションをいくつか制作してきました。 イタリアや世界各地のミュージアムやフェスティバルで発表され、来場者は延べ数十万人にのぼります。


embrio.net、Marina Bay Sandsのミュージアムのコライダー展

embrio.netグループについて

embrio.netグループは、ローマに拠点を置くマルチメディアアーティストの集団です。 長年にわたり、デジタルポストプロダクションの分野で活躍。極めて効果的な表現手段としてクロスメディアを取り入れています。 2003年以降は、ローマ市、機会平等局、外務省などの機関の委託により、Enzimi Contemporary Art Festやベネツィアビエンナーレなどの大規模なソーシャルイベントや文化イベントにビジュアルやオーディオビデオインスタレーションを制作・出展しています。

パオロ・スコッポラについて

パオロ・スコッポラは、1998年からインタラクティブなビデオインスタレーションを制作しています。 大学時代はコンピューター科学を専攻。ミュージシャンや写真家としても意欲的に活動しています。 元はイタリアの企業で働いていましたが、2008年にスポレートフェスティバルで初めて個人的な作品を発表しました。 彼の作品は、大型プロジェクションスクリーン上で表現されるインスタレーションで、観客もその一部となります。 これまでに、イタリア国立核物理学研究所(INFN)、ユネスコ、ドゥカティ、バリラ、欧州の様々な大学や劇場とコラボレーションしてきました。